沼津高専 電子制御工学科
サブシステム試験手順書
MIRS9801-SOFT-1002-A02
改訂記録
版数
作成日
作成者
承認
改訂内容
A01
1999.09.10
宇田川
島村
初版
A02
1999.09.14
宇田川
島村
試験方法を詳細に明記した。
1.はじめに
本ドキュメントは、MIRS9801のサブシステム上でのセンサ試験及び走行試験の試験内容、試験方法を記載する。 MIRS9801システムの基本的な動作を基に試験を行う。 走行試験は基本動作、ポスト獲得動作の2つのプログラムに分け、試験を行う。
2.試験方法
概観
設計図と照らしあわせる
各センサ試験及び動作試験
今回の試験は以下のプログラムを使用する。
tmp.x
test10.x
ソースファイル
task01.c
task02.c
task03.c
task04.c
task05.c
task06.c
task07.c
task08.c
task08.c
task09.c
hard.c
mirx68kc.c
回路系電源を投入後、7segledに現在のロータリースイッチの値が表示される。
押ボタンスイッチ押下後ロータリースイッチを0にする。7segledに9801が表示される。
ロータリースイッチを1、2、3と順に変える。7segledにx座標値、y座標値、姿勢角が順に表示される。
ロータリースイッチを4にする。7segledに反応のあった赤外線センサに対応する番号(マシン正面左から6、5、3)を表示する。
ロータリースイッチを5にする。7segledに反応のあったタッチセンサに対応する番号(マシン正面左から1、2、4、8、16、32、64、128)を表示する。
ロータリースイッチを6,7と順に変える。7segledに2階にある超音波センサのチャンネル(0)とデータ 、ledに3階にある超音波センサのチャンネル(1)とデータが順に表示される。
ロータリースイッチを9にする。7segledに押しボタンを押した回数を7seg.LEDで表示する。
ロータリースイッチを10にする。7segledに現在選択しているロータリースイッチの状態を表示する。
押しボタンスイッチを押下後、3の1基本動作試験を行う。
TMPを使ってPWM機能の試験を行う。
3.試験内容
基本動作試験
1.1 : 直進する。その間、左側超音波センサにより距離を測定し、7segLEDにその結果をセンチメートルで表示する。
1.2 : 前面部のタッチセンサ反応後、右に90度その場回転する。
1.3 : 1.9m直進する。このとき、超音波センサでの距離の測定は行わない。
1.4 : 右に90度その場回転する。
4.試験調査基準
システム試験
概観
設計図を見て設計どうりに制作されているか評価する
センサ試験
自己位置算出
自己のX座標、Y座標、姿勢角を表示できるか
赤外線センサ
センサに反応のあるか
タッチセンサ
センサに反応のあるか
超音波センサ
そのセンサに対応する測定距離できるか
押しボタンスイッチ
押しボタンを押した回数を表示できるか
ロータリースイッチ
選択したロータリースイッチの状態を表示できるか
PWM機能
入力したDuty比に合わせてモータ―のスピードが変わるかどうか。
基本動作試験
1.1 : 直進の誤差(左右のずれ)を検出する。
1.2 : タッチセンサからの入力を処理できるか。
1.3 : 1.9mを基準に誤差を検出する。
関連文書
MIRS9801 INDEX(
MIRS9801-DSGN-0001
)
MIRS9801 システム開発計画書(
MIRS9801-DSGN-0004
)
MIRS9801 基本設計書(
MIRS9801-DSGN-0005
)
MIRS9801 メカニクス詳細設計書(
MIRS9801-ASBY-0002
)
MIRS9801 エレクトロニクス詳細設計書(
MIRS9801-ELEC-0002
)
MIRS9801 ソフトウェア部製造仕様書一覧(
MIRS9801-SOFT-0001
)