沼津高専 電子制御工学科
マンマシンインターフェースボード修理報告書
MIRS9801-ELEC-9003-A01
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 1999.11.19 田口 山本 初版
A02 2000.2.18 田口 島村 故障日及び修理日の追加

1. 目的

マンマシンインターフェースボードの修理結果を報告するものである。

2.修理理由

4bit DIP ロータリスイッチがまた故障してまったく反応しなくなったため。

3.故障日及び修理日

    故障日:11月12日
    修理日:11月17日

4.修理結果

    1.故障の原因の究明
      1.MMIボード自体の導通チェック
      • 回路図を見て、故障した部品に関係のあるところでつながるべき線がつながっているかをテスターで調べる。
        また、つながっていないことを調べる非導通チェックも行う。
        結果→4bit DIP ロータリスイッチを0からFまで変化させても反応無し(GNDにおちるべきところがおちてない)。その他の線は問題ない。

      2.基板と4bit DIP ロータリースイッチとの半田付けのチェック
      • 4bit DIP ロータリースイッチがしっかり基板と半田付けされているかをチェックする。
        結果→4bit DIP ロータリスイッチと基板の間に隙間がある。その所為でスイッチが壊れやすくなっていた。(スイッチの5本の足のうち、後ろの1本の足にすごい力がかかっていた。)

    2.修理
       以上より、4bit DIP ロータリスイッチ自体が故障していることが解かったので、4bit DIP ロータリスイッチを新しいものと代える。
    3.試験
      1.4bit DIP ロータリスイッチの導通チェック
      • 4bit DIP ロータリスイッチを0からFまで変化させ、4bitの信号がしっかりでているかをテスターで調べる。
        結果→0からFまで変化させたとき、それに対応した4bitの信号が出た。

      2.基板取付けのチェック
      • 1の試験が終わった後、スイッチをMMIボードに取り付け、しっかりスイッチと基板が取り付けられているかを確認する。
        結果→しっかり取り付けられていた。
      3.MMIボードの導通チェック
      • スイッチを0からFまで変化させ、4bitの信号がしっかりでているかをテスターで調べる。
        結果→0からFまで変化させたとき、それに対応した4bitの信号が出た。

      • 回路図を見て、基盤を直したことにより導通するべき線が非導通になっていないかをテスターで調べる。
        また、つながっていないことを調べる非導通チェックも行う。
        結果→導通すべき線は導通しており、導通すべきでない線も導通していなかった。
以上より、MMIボードは修理できたことを報告する。

関連文書
  • 標準MIRSMMIボード製造仕様書(MIRSDBMD-SBRD-0200)
  • 標準MIRSMMIボード回路図(MIRSDBMD-SBRD-0203)
  • 標準MIRSMMIボード試験仕様書(MIRSDBMD-SBRD-0205)
  • 標準MIRSMMIボード取扱い説明書(MIRSDBMD-SBRD-0206)
  • 標準MIRSMMIボードPCB 製造仕様書(MIRSDBMD-SBRD-0208)