MIRS2500-DSGN-0001 - PoC構想(サンプルページ)
名称 MIRS2500 PoC構想(サンプルページ)
番号 MIRS2500-DSGN-0001

版数 最終更新日 作成 承認 改訂記事
A01 2025.00.00 xxxx yyyy 初版


本ドキュメントは、MIRS25xxのPoC(Proof of Concept:概念設計)構想についてのサンプルドキュメントである。

1. ペルソナの設定

1.1. ペルソナの属性

中村 剛(なかむら つよし)さん(仮名)

(38歳/道路舗装工事の現場監督/中堅ゼネコン勤務)


図1.ペルソナ(AI生成画像)

1.2. ゴール(達成したいこと・理想の状態)

工程通りに安全かつスムーズに現場を進行させたい。現場スタッフの作業効率と安全を両立させながら、近隣住民への対応や発注者への報告も円滑に進めたい。突発的な事象に慌てず対応できる現場環境を作りたい。

1.3. ストーリー(業務上の状況・環境)

中村さんは年間4〜6件の現場を担当する現場監督。工程管理、安全管理、作業員の配置確認、近隣説明、資材手配、天候対応、交通誘導との連携など、現場の「すべての窓口」として動いている。事務所と現場を1日何度も行き来しながら、電話・無線・紙図面・手書きメモなどを駆使して現場をさばいているが、情報の一元管理が難しく、毎日が“応急処置”の連続だと感じている。

1.4. 課題(現場監督としての困りごと)


図2.課題(AI生成画像)※ 実際の現場の写真があれば望ましい

1.5. 現状(行動・工夫)

1.6. 情報源(日常的に触れている情報)

2. リーンキャンバス

対象顧客:中規模以上の道路工事現場を抱えるゼネコンの現場監督・管理者

課題:作業員対応・物品搬送・安全管理など、現場監督のマルチタスク負荷

セクション 内容
1. 課題 ・現場内の物資・道具の運搬に時間がかかる
・見回り、安全巡回、伝達業務が人手依存
・突発対応やトラブル対応が発生すると計画が遅延
2. 顧客セグメント ・道路・土木工事の現場監督
・多現場を管理する施工管理技士
・人手不足・高齢化に悩む建設業界の中堅ゼネコン
3. 独自の価値提案 「現場監督の手足となる、運べて、見回れて、伝えられる小型移動ロボット」
4. ソリューション ・資材/工具を自動搬送するロボットの導入
・巡回・監視・通知を担う移動ロボット
・現場内のスマートボード連携で情報共有
5. チャネル ・建設展示会
・ICT導入セミナー
・施工会社との共同実証
・国交省・自治体とのスマート施工連携枠組み
6. 収益の流れ ・初期導入費用+レンタル型(月額)
・サポート・運用保守契約
・データ分析・レポートサービス提供
7. コスト構造 ・ロボット開発・保守
・現場対応スタッフ配置
・連携インフラ(通信・クラウド)運用
8. 主要指標 ・現場内の移動距離/時間削減率
・ヒューマンエラー
・作業停滞件数
・作業員・監督の負荷自己評価
9. 圧倒的優位性 ・現場実証済みの信頼性
・建設現場特化のインタフェース
・沼津高専や研究機関と連携した改良性

3. PoC計画

3.1. PoCの目的

道路工事現場における現場監督の「移動・物品運搬・伝達」タスクの一部を、自律移動ロボットに置き換えることで、業務負荷軽減・作業効率向上の可能性を検証する。

3.2 検証内容(仮説)

3.3 検証環境

3.4 使用機材・技術

3.5 成功基準(KPI)

3.6 リスクと対策

4. 使用物品・購入物品(PoC検証用)

MG5標準機以外でPoC検証に必要な追加物品を以下に示す。

品名 型番 単価(税込) 個数 小計(税込) 備考 URL
購入品1 300円 2個 600円
購入品2 1,000円 1個 1,000円
LiDAR RPLiDAR S1- 1台 - MIRS用貸出物品
Webカメラ logicool C270 - 1台 - MIRS用貸出物品
iPad - 1台 - 学生課より借用
PP板 20mm×20mm - - - ラボ共通部材
合計1,600円



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