MIRS2504-DSGN-0002 - 第1回打合せ前のPoC構想(受付ロボット)
名称 |
MIRS2504 第1回打合せ前のPoC構想(受付ロボット) |
番号 |
MIRS2504-DSGN-0002 |
版数 |
最終更新日 |
作成 |
承認 |
改訂記事 |
A01 |
2025.06.06 |
岡田拓士 |
yyyy |
初版 |
本ドキュメントは、MIRS2504の打合せ前(6/10迄)のサブプランのPoC構想(受付ロボット)についてのドキュメントである。
1. ペルソナの設定
1.1. ペルソナの属性
山田五郎(やまだごろう)さん(仮名)
(31歳/桃沢キャンプ場職員/受付業務を主に担当)
図1.ペルソナ(AI生成画像)
1.2. ゴール(達成したいこと・理想の状態)
受付業務の負担を軽減しつつ、外国人利用者との言語の壁を緩和させたい。受付の混雑する時間を減らしたい。
1.3. ストーリー(業務上の状況・環境)
桃沢キャンプ場の職員。主に受付と案内を担当している。自然に囲まれたこの職場を愛しているが、近年増え続ける海外からの宿泊客への対応に頭を悩ませている。数少ない受付窓口は、ピークタイムになるとキャンパーで溢れかえり、彼の焦りを増幅させる。
1.4. 課題(現場監督としての困りごと)
受付での待ち時間が長くなることで利用客の満足度が低下してしまう
外国語での受付対応をできる職員がおらず、翻訳しながらの対応になるため大変である
受付の窓口が少なく、混雑する時間では受付が間に合わない
対応が忙しく、ミスの発生率が上がる
1.5. 現状(行動・工夫)
チェックイン、チェックアウトのカウンターの数が少なく、利用者が多くなる時間には混雑してしまう
外国人利用客にルールの本質を伝えきれずに禁止されている煙草を吸う利用客が出てしまう
受付では書類の記入が必須である
来場者が多く押し寄せる日は受付の負担が大きい
2. リーンキャンバス
サブプランである受付ロボットのリーンキャンパスを以下に示す
対象顧客:受付の対応を行うキャンプ場職員、受付を行う
課題:職員が施設案内に割く時間的負担と外国人利用客への説明のしにくさ
セクション | 内容 |
1. 課題 |
受付窓口が少なく、混雑時の待ち時間が少ない
外国人の対応には時間がかかる
外国人利用客への説明がし辛い
|
2. 顧客セグメント |
日本語がわからない外国人利用客
人手不足やインバウンド対応に強い課題感を持つキャンプ場の経営者
キャンプ場を訪れる利用客
|
3. 独自の価値提案 |
言語の壁と行列をなくし、職員の負担軽減と利用客の快適なキャンプ体験を同時に実現する
|
4. ソリューション |
駆動型ロボットによる受付業務
TensorFlowによる音声認識と翻訳
セルフチェックイン、チェックアウト機能
受付書類の管理
|
5. チャネル |
利用客へ、HPやSNSで告知を行う
現場での実演を行い、話題性を持たせる
|
3. PoC計画
この案については、立案時点ではPoC構想について決めていなかった。
MIRSデータベース