MIRS2504-DSGN-0001 - 第1回打合せ前のPoC構想(案内ロボット)
名称 |
MIRS2504 第1回打合せ前のPoC構想(案内ロボット) |
番号 |
MIRS2504-DSGN-0001 |
版数 |
最終更新日 |
作成 |
承認 |
改訂記事 |
A01 |
2025.06.06 |
岡田拓士 |
yyyy |
初版 |
本ドキュメントは、MIRS2504の打合せ前(6/10迄)のPoC構想についてのドキュメントである。
1. ペルソナの設定
1.1. ペルソナの属性
李玄(りげん)さん(仮名)
(46歳/4人家族の父/外国人観光客)
図1.ペルソナ(AI生成画像)
1.2. ゴール(達成したいこと・理想の状態)
外国人利用者との言語の壁を緩和させたい。注意事項説明などの対応時間を減らしたい。
1.3. ストーリー(観光中の状況)
来日三回目の訪日外国人家族の父。中学2年生と小学6年生の娘がいる。妻は日本語が話せるが、自身は喋れない。日本に旅行に来るときの施設とのコミュニケーションは妻に頼りきりで、自身も何度かコミュニケーションを試みるも結局妻に助けられることが多く、彼の焦りを増幅させる。
1.4. 課題(訪日外国人として不便なこと)
- 外国語での案内対応をできる職員がおらず、翻訳しながらの対応になるため大変である
- 受付の窓口が少なく、混雑する時間では受付が間に合わない
- 対応が忙しく、ミスの発生率が上がる
1.5. 現状(行動・工夫)
- チェックイン、チェックアウトのカウンターの数が少なく、利用者が多くなる時間には混雑してしまう
- 外国人利用客にルールの本質を伝えきれずに禁止されている煙草を吸う利用客が出てしまう
- 受付では書類の記入が必須である
- 来場者が多く押し寄せる日は受付の負担が大きい
2. リーンキャンバス
メインプランである案内ロボットのリーンキャンパスを以下に示す
対象顧客:主に桃沢キャンプ場を初めて利用する宿泊客
課題:職員が施設案内に割く時間的負担と外国人利用客への説明のしにくさ
セクション | 内容 |
1. 課題 |
職員が施設案内をする際に、混雑時だと時間的負担がかかりすぎる
初めて施設を利用する宿泊客には口頭の説明だけでは場所がわかりずらい
外国人利用客への説明がし辛い
|
2. 顧客セグメント |
キャンプ場の受付担当スタッフ
桃沢キャンプ場を初めて利用する宿泊客
外国人宿泊客
|
3. 独自の価値提案 |
ロボットによって案内を代行することで、業務の効率化と言語の壁を超えること
|
4. ソリューション |
クローラを搭載した自立走行型ロボット
悪路でも巡回可能
客層拡大や外国人対応を実現するサービス
|
5. チャネル |
ホームページで情報発信
SNSで認知を拡大
|
3. PoC計画
この案については、立案時点ではPoC構想について決めていなかった。
MIRSデータベース