MIRS2502-DSGN-0001 - PoC構想
名称 MIRS2502 PoC構想
番号 MIRS2502-DSGN-0001

版数 最終更新日 作成 承認 改訂記事
A01 2025.06.07 井出 基博 初版


本ドキュメントは、MIRS2502のPoC(Proof of Concept:概念設計)構想についてのドキュメントである。

1. ペルソナの設定

1.1. ペルソナの属性

松本さん(仮名)

(35歳/道路舗装工事の現場作業員)

1.2. ゴール(達成したいこと・理想の状態)

夏場の散水作業での熱中症や体力消耗を減らしたい。単純作業に時間を取られず、本来の専門作業に集中したい。散水のやり直しやミスを避けて、スムーズに作業を進めたい。

1.3. ストーリー(業務上の状況・環境)

1.4. 課題(困りごと)


図2.課題

1.5. 現状(行動・工夫)

1.6. 情報源(日常的に触れている情報)

2. リーンキャンバス

対象顧客:道路工事現場の現場作業員

課題:生コンの散水が手動で効率が悪く、並列作業になり、複数の作業を管理しなければならない

セクション 内容
1. 課題 ・生コン散水の効率が手動で悪い
・並列作業による他作業の効率低下
2. 顧客セグメント ・道路工事の現場作業員
・人手不足による一人当たりの作業量の増加に苦しむ現場
3. 独自の価値提案 ・自動化による人手不足解消、効率化
・形が変化する工事現場に対応可能な柔軟性
4. ソリューション ・ロボットによる自律走行・自動散水
・他の作業に集中可能となり全体効率が向上
・一定の品質管理が自動で行われ、施工品質の安定に寄与
5. チャネル ・加和太建設さんとの共同実証
・MIRS発表会
・チャレコン等の各種コンテスト
6. 収益の流れ ・ロボット本体の販売
・メンテナンス・サポート契約
・レンタル方式の導入による定期収入
7. コスト構造 ・機体製造費
・ソフト開発コスト
・テスト・現場実証費
8. 主要指標 ・導入後の現場での作業効率変化
・導入先からの稼働満足度・継続率
・実際に使ってみた方からの声
9. 圧倒的優位性 ・現場実証済みの信頼性
・工事現場特化のインタフェース
・現場のニーズを聞いてそれを反映しているというストーリー

3. PoC計画

3.1. PoCの目的

道路工事現場における現場作業員の業務の一部(生コンへの散水)を肩代わりすることで作業の効率化、負担の軽減が可能かどうか

3.2 検証内容

3.3 検証環境

3.4 使用機材・技術

3.5 成功基準(KPI)

3.6 リスクと対策

4. 使用物品・購入物品(PoC検証用)

MG5標準機以外でPoC検証に必要な追加物品を以下に示す。

品名 型番 単価(税込) 個数 小計(税込) 備考 URL
給水タンク 300円 1個 600円
散水ノズル 1,000円 1個 1,000円
デプスカメラ RPLiDAR S1- 1台 - xx円
Jetson Nano - 1台 - MIRS用貸出物品
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合計1,600円



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