名称 |
MIRS2501 Poc構想2 |
番号 |
MIRS2501-DSGN-0002 |
版数 |
最終更新日 |
作成 |
承認 |
改訂記事 |
B01 |
2025.06.23 |
窪田隆伸 |
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初版 |
1. ペルソナの設定
1.1. ペルソナの属性
家長紗良 さん
(27歳/ある道の駅の副駅長)
図1. ペルソナのイメージ (AI生成)
1.2. ゴール(達成したいこと・理想の状態)
- 道の駅に訪れた子供達を退屈させない
- 退屈している子供を見ることでテンションの下がる親を生まない
- 親子連れの滞在時間を延ばし、売上や再訪率を上げる
- 「また来たい」「あのロボットがいた道の駅」として話題になる
1.3. ストーリー(状況・環境)
休日や大型連休になると、伊豆ゲートウェイ函南の駐車場は観光
客で溢れかえる。駐車台数が多く、目が届かないエリアが出てき
てしまうのが大きな悩み。特に高齢の来場者や子ども連れへの安
全配慮が行き届かないことに責任を感じている。限られた人員の
中で、より効率的に安全を守る方法がないか常に考えている。
1.4. 課題(困りごと)
家長さんは道の駅に勤めて5年目、副駅長になって3年目である。道
の駅の様々な仕事に関わり、管理する責任ある立場。また、来客
に来てよかったと思ってもらえるように、日々道の駅をどうして
いくべきか考えている。来客から様々な不満、要望をもらうが、そ
れらを解決できないことにもどかしさを感じている。一方、子供
が楽しそうにしていると、親の表情も柔らかくなる。その様子を
見るたびに「道の駅はただ物を売る場所じゃない。記憶に残る体
験を提供する場でもある」と感じている。
1.5. 現状(行動・工夫)
- 道の駅にある子供向けの娯楽はセブンイレブン内にある小さめのスペースのみ。
- 周辺の施設と連携し、子供向けの娯楽は近接する別の施設が担当することになってる。
- 来客から「子供が遊ぶような場所がほしい」との要望あり。
1.6. 情報源(日常的に触れている情報)
- 同僚・先輩との雑談や経験共有
- 協⼒会社・業者とのやりとり
- 道の駅管理ソフトやSNS(X,Instagram)
- 建設会社の導⼊事例や駅長からの提案
- 月に1回程度行われるイベント
2. リーンキャンバス

3. PoC計画
3.1. PoCの目的
クランク機構を制作し市販のポンプを動作させることにより
、風船を膨らませることが可能であるかどうか検証する。
3.2. 検証内容
- クランク機構で風船を膨らませられるかどうか
- どのくらいの時間で風船を膨らませることができるのか
- どのくらい膨らませると風船は破裂するのか
- どのくらいの電圧、トルクが必要か
3.3. 検証環境
- 直流安定化電源とモーターによりクランク機構を動か
し、ハンドポンプを動かす。
3.4. 使用機材・技術
3.5. 成功基準(KPI)
次の2つの項目を満たすこと。
- 風船が9インチの大きさに達するか
- 15秒以内に風船を膨らませることができるか
- 風船がどのくらいの時間で破裂するか数える
- 風船が9インチの大きさに達するまでの時間を考
え、最適な電圧を計測する。
3.6. リスクと対策
- 風船が破裂する→事前にどの程度膨らませたら破裂するか検証する
- 人との衝突→人を認識し、緊急停止or回避
4. 試用物品・購入物品(PoC検証用)
MG5標準機以外でPoC検証に必要な追加物品を以下に示す。
合計 |
1,688円 |