名称 MIRS2402 エレキ開発報告書
番号 MIRS2402-REPT-0002

版数 最終更新日 作成 承認 改訂記事
A01 2024.2.03 福室颯人 鈴木孝汰朗 初版

目次


1.はじめに

このドキュメントは、MIRS2402のエレクトロニクス開発報告書である。



2.製作基板一覧

製作物の一覧をTable1に示す。Table.1の[詳細設計との変更点]を除いて、詳細設計通りに製作することができた。
                
Table.1 製作物一覧
物品名 用途 標準機との変更点 詳細設計との変更点
緊急停止スイッチ
暴走などした際停止できるように 模型用バッテリと接続 変更点なし
電圧監視回路
電圧を監視するため 新規作成 変更点なし
Arduino用シールド基板
Arduinoと各箇所との接続のため 新規使用するピンに接続できるようコネクタを増設 加速度センサを廃止
降圧回路
模型用バッテリからの電圧をサーボモータに適した状態へ降圧する。 新規作成 変更点なし
ESP用シールド基板
ESPと各箇所との接続のため 新規使用するピンに接続できるようコネクタを増設 変更点なし



3.緊急停止スイッチ開発結果

Fig.1に作成物を示す。


Fig.1 緊急停止スイッチ




4.電圧監視回路開発結果

Fig.2、Fig.3に作成物を示す。


Fig.2 電圧監視回路表



Fig.3 電圧監視回路裏




5.Arduinoシールド基板開発結果

Fig.4、Fig.5にArduinoシールド作成物を示す。


Fig.4 Arduinoシールド基板表



Fig.5 Arduinoシールド基板裏




6.降圧回路開発結果

Fig.6、Fig.7に作成物を示す。


Fig.6 降圧回路表



Fig.7 降圧回路裏




7.ESPシールド基板開発結果

Fig.8、Fig.9に作成物を示す。


Fig.8 ESPシールド基板表



Fig.9 ESPシールド基板裏




8.総括


新しい世代になり標準機開発に手間取った。しかしそれ以外の開発を効率よく作業することで比較的早めに作業を終わらせることができた。
とくにESPを使うかどうかすら基本設計では決まってなかった。そのためソフトが決定させるまでの間、ESPの有無の影響がない電圧監視回路などを製作し無駄な待機時間を減らすことができた。
ESPを使うことが決定した後の全体のシステム構成図や接続図を丁寧に作り、それを基にした基本設計や詳細設計も丁寧に作ったことで実際に制作するうえで問題は生じなかった。
評価実験含めて順調に製作が進み、統合後の不具合もなかった。
よってエレキの立場では設計通りの製作を行うことができたといえる。

設計をするうえで事前に何をいつどうやって作るかを丁寧に設定することは製作作業を円滑に終わらせられることだけでなく、チームメイトが不在の際の問題を未然に防ぐことや他のメカやソフトがかかわる仕事を明確にし連携をスムーズに行えることができることのような多くのメリットを持つことであり、その重要性を今回学ぶことができた。



9.リンク

各報告書へのリンクを以下に示す。
MIRS 2402 エレキ単体試験報告書

MIRS 2402 エレキ詳細設計書

MIRS 2402 エレキ不具合報告書



MIRS 2402ドキュメント管理台帳

MIRS DATABASE