名称 | MIRS2303 不具合報告書2(ROS2自律走行) |
---|---|
番号 | MIRS2303-REPT-0006 |
版数 | 最終更新日 | 作成 | 承認 | 改訂記事 |
---|---|---|---|---|
A01 | 2024.02.22 | 河合 柊吾 | 初版 |
ROS2自律走行に関する不具合及びその対策の概要を説明する。
LiDARを用いた自立走行のためにJetson Nano上でROS2プログラムのturtlebot3_Navigationによる走行を試みたが、走行させることができなかった。
※Cartographerによる環境地図の作成はROS2でも可能(精度はいまいち)
考えられる要因は、Jetson Nanoの処理性能の不足と考えられる。
対策としては、ROS(ROS2とは異なる)を使用することで動作できる。
不具合の詳細を以下の不具合報告書を示す。
MIRS2303_不具合報告書(ROS2自律走行).pdf
ROSやROS2そしてLiDARを用いた自律走行に関するサイトや資料はさまざま見受けられる。
しかし、Gazeboと呼ばれるシミュレーション環境の動作のみ紹介し、実環境での動作をしていないものが多い。
また実環境での動作についても、Jetson単体などマイコンのみの処理ではなく処理用PCを別に用意するものが多い。
ROS及びLiDARを用いた自律走行を行うなら、MIRS2302のドキュメントが有用である。
MIRS2302 MIRS機体におけるROSを用いた自律走行
ただし、MIRS機体に合わせたパラメータの変更やROSと別プログラムの連携なども大変な作業なので、安易にプログラムを流用するだけでは利用できない。