-目次-

1. テーマ選定の経緯
2. プロジェクトテーマ
3. 製品コンセプト・特徴
4. 主な機能
5. 設計・外観
6. 開発項目
7. ブーストアイテム
8. 主要な購入物品

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1. テーマ選定の経緯

私たちは、学校生活で活躍するロボットの開発をしたいと考えた。
そこで私たちは沼津高専の先生にこのようなものがあったら嬉しいというようなニーズの調査を行った。
頂いた意見の中にこのような回答があった。

"沼津高専の広報を担うようなものが欲しい。"


私たちはこの頂いた意見をもとに仮説を立てた。
①沼津高専の様子を十分に発信できていないのではないか。(SNS等)
②保護者の方や高専に興味を持った方から沼津高専の様子をもっと知りたい等の声があったのではないか。
③学生からも思い出を振り返る機会が欲しいという声があったのではないか。

この仮説をもとに私たちは現状調査として教育後援会の方にお話を伺った。
そこで、教育後援会に寄せられた現役保護者、中学生保護者の意見を聞くことができた。
保護者の方々からの意見は以下のものである。

・授業の様子が知りたい。
・子供が学校の様子を話してくれないから、もっと知りたい。
・中学校では沼津高専の詳しい情報を知ることができない。
・受験前に沼津高専の具体的な情報を知りたい。

このような意見が多く寄せられているという現状を知ることができた。

今年度から、沼津高専ではSNSに力を入れ始めているが、まだ十分に情報を発信できていないと考えた。
MIRS2303では、沼津高専の広報を担うロボットを製作することを決定した。

2. プロジェクトテーマ

PuNIT

Publicize(広報)
National Institute of Technology (沼津高専)
頭文字を取り、プロジェクトテーマはPuNITになった。

fig1. PuNITプロジェクトロゴ

3. 製品コンセプト・特徴

コンセプト
・沼津高専の学校生活の視える化を目指すロボット。
・学校生活を代表するような被写体の笑顔を狙うキャラクター的ロボット。

特徴

Table 1　PuNITプロジェクトのユーザーと特徴

ユーザー	保護者、学生、受験生等の沼津高専の情報を必要としている人たち。
特徴	・写真撮影から、データベースへの送信、撮影未許可者の写真の取り除きを一通り行う。 ・校内の自律走行。 ・時間指定で各クラスを周り授業風景の撮影を行う。

4.主な機能

　写真撮影機能
　・各クラスを巡回、授業風景の撮影
　・カメラ昇降の高さのパターン化(想定)
　
　撮影後の機能
　・撮影した写真のデータ転送(Web含む)
　・AIカメラ(UnitV2)を用いた個人顔認証(想定)

　校内走行機能
　・LiDARを用いた走行

　

5. 設計・外観

fig2. PuNITプロジェクト外装

6.開発項目

Table 2　PuNITプロジェクト開発項目

優先度	機能
A	・写真撮影 ・LiDARを用いた走行 ・データ転送、Web公開
B	・カメラの昇降 ・SLAMの作成 ・AIカメラ(UnitV2)による顔認証 ・タッチセンサによる被写体の任意のタイミングでの撮影
C	・エレベータの乗り降り ・被写体とのスピーカーやタッチセンサを用いたコミュニケーション ・被写体の笑顔を検知した撮影 ・個人ピックアップ&画角調整 ・学校案内

7.ブーストアイテム

Table 3　ブーストアイテム

品名	単価	個数	小計	備考	URL
RPLiDAR A1M8	14916	1	14916	-	販売ページ
jetson nano	30800	1	30800	鄭研から借用	販売ページ
M5Stack UnitV2 M12版	16280	1	16280	-	販売ページ
合計	-	-	61996	-	-

8.主要な購入物品

Table 4　主要な購入物品

品名	単価	個数	用途	小計	備考	URL
Φ6ボルト(1000mm)	554	2	昇降用	1108	-	販売ページ
セットカラー	99	10	多岐	990	追加発注の可能性あり	販売ページ
ベアリング	158	10	多岐	1580	-	販売ページ
かさ歯車	384	2	動力ベクトル変換用	768	端材で代用可	販売ページ
アルミ角材(10×10×4000)	1892	1	上段支え	1892	-	販売ページ
mdf(250×350×12)	384	1	昇降板	384	-	販売ページ
タイヤ(検討中)	3000(仮)	2	走行用	6000	-	-
マイクロSDHCカード	739	１	jetson用	739	-	販売ページ
外装	6539	-	-	6539	-	-
合計	-	-	-	20000	-	-