Table.1 不具合一覧表
症状 |
原因 |
対策 |
不具合発覚工程 |
備考 |
Arduino内の素子の発熱 |
シールドとの接触 |
Arduinoシールド裏面に絶縁シートをはった。(fig.2参照) |
開発段階 |
|
ArduinoのD1ピンでサーボモータが動かない |
PWM信号とシリアル通信との衝突 |
該当サーボモータのピンをA0に変更 |
統合段階 |
ArduinoのD0,D1ピンはシリアルに使用されている。PWM出力は可能だが、エンコーダやフォトリフレクタとの同時利用が出来なくなった。 |
ドットマトリクスが正常に動作しない |
hub75(ドットマトリクス用コネクタ)の配線ミス |
再製作 |
試験段階 |
raspberry piシールドの裏面に表記されているピン名称と実際につながっているピンが異なっているため発生 |
2つのフォトリフレクタの値がほぼ同じになってしまう |
設計ミス |
再設計、再製作 |
試験段階 |
ブレット上では1つのフォトリフレクタでしか試していなかったため正常に動作していると思い込んでしまっていた。 |
動作中に突然Arduinoが落ちる |
機体全体の電流不足 |
サーボモータの電源を電池に変更 |
統合段階 |
カメラの取り付け位置によりカメラ重心がサーボモータの回転軸と一致していなかったため、常にカメラ用サーボモータに負荷がかかり、想定以上に電流を使用していたためArduinoが落ちた |
ドットマトリクスが正常に動作しない、スピーカーによる音声出力ができない |
ドットマトリクスの仕様で音声通信と競合してしまう |
デモ機での音声の実装を断念 |
統合段階 |
可能性のある対策としてraspberry piからUSBで外付けのDACで出力することで実装可能であったと考えられる |