名称 MIRS2202 システム提案書
番号 MIRS2202-DSGN-0001

版数 最終更新日 作成 承認 改訂記事
A01 2022.07.28 浅見颯太 初版
A02 2022.07.29 浅見颯太 第2版
A03 2022.07.29 浅見颯太 小谷進 第3版



-目次-


1. 製作の動機

2. プロジェクトテーマ


なすび


NA→Navigation
SU→Support Up
B→万能(Bannou)
I→Interface
という意味である。
人々を手助けし、汎用性の高い万能なロボットを開発する。



fig1. プロジェクトロゴ

3. 製品コンセプト

・高い汎用性を目指す(警察、役所、医療など)
 ・今回は昨今の情勢の中で医療従事者が減少しているため医療に目を向ける。

・エンジニア、オーナー、ユーザーの誰にでも扱いやすい製品を目指す。
・以下3点を重視し開発を進める。
①汎用性            ②オーナー              ③ユーザー
 ・様々な場所に対応       ・リアルタイムの情報共有       ・シンプルな操作
 ・組み換え式          ・メンテナンス性           ・親しみやすさ
                                    ・高い安全性

 3点を重視し開発を進める。


4. 社会実装

  医療機関、ファルマバレーセンター(病院と研究開発組織をつなぐ機関)に協力を依頼した。


  いただいた意見

   主な意見
     ・身も心も弱っているから人とのコミュニケーションが不可欠
     ・人を癒せることが大事

   具体的な意見
    消毒機能
      ・UV消毒の有用性について
      ・指紋の汚れのほうが気になる

    対象者
      ・高齢者のことを考慮
      ・目と足が衰えているので対策が必要

    ロボットの存在
      ・ロボットに話しかけること自体に抵抗がある
      ・何をするためのロボットなのか明白にすべき

5. 設計・外観


外観図を以下に示す。
fig2とfig3からわかるように昇降式を採用した。
移動時には上部機構を格納することで重心を低くし、安全性の確保を図る。
fig2.正面 fig3.右




機体上部の図をfig4に示す。
機体上部にタブレットと4つのモジュールを配置する。
タブレットでは患者の受付を行う。
モジュールは組み替え式を採用することで、ユーザーのニーズに合った機能を与える汎用性を実現する。(fig5)

fig4.上




fig5. 動画シミュレーション




今回開発する4つのモジュールの外観を以下に示す。

fig6.読み取りモジュール fig7.検温モジュール
fig8.除菌モジュール fig9.手指消毒モジュール







6.主な機能

標準搭載機能
 柔軟な受付システム
 ・オーナーがカスタマイズ
  →Webアプリを経由

 情報伝達性
 ・Webアプリを用いて情報共有
  →ユーザーの個人情報を守る

 手軽な管理性
 ・自動ピットイン&充電
  →大量に導入した場合の手間の削減

 ユーザーへの配慮
 ・バリアフリー
  →みんなが使いやすい120㎝に

追加機能(モジュール)
モジュール名 診察券読み取り 検温 除菌 手指消毒
機能 診察券からUIDを
読み取り個人認識
手首の検温 ユーザー用除菌シート
蓋の自動開閉
自動消毒液噴霧
使用部品 カードリーダーモジュール 超音波センサ
赤外線体温センサ
超音波センサ
サーボモータ
超音波センサ
サーボモータ
備考 Felicaを用いる モジュールの上に手首をかざす ユーザー自身に消毒をしてもらう モーターでポンプを動かす

7.開発項目

開発項目 優先度
昇降機構 A
モジュール組み替え機能 A
診察券読み取り A
手首検温機能 A
除菌 A
診察Webアプリ A
消毒機能 B
速度調整 B
自動充電 C



MIRS2202ドキュメント管理台帳へ