名称 MIRS2004ソフトウェア基本設計書
番号 MIRS2004-SOFT-0001

版数 最終更新日 作成 承認 改訂記事
A01 2020.11.9 佐藤恭理、中村伸哉 初版
A02 2020.11.12 佐藤恭理、中村伸哉 香川先生

目次

1.はじめに
2.機能概要
3.機能設計
4.各モジュール設計
5.各パートへのリンク



1.はじめに

本ドキュメントはMIRS2004の基本設計書、ソフトウェアについてのドキュメントである。

2.機能概要

機能概要をtab.1に示す。
tab.1 機能概要
機能 目的 方法
座標認識機能 MIRS本体がコート外に出ないようにするため 1.ユーザがコートの端にカラーコーン設置する
2.カメラを用いてMIRSがカラーコーンを画像認識する
3.ロータリエンコーダでカラーコーンまでの距離を計測
4.カラーコーンまでの距離から範囲を設定
ボール検知機能 ボール回収を実現するため カメラを用いてボールを画像認識する
ベルトコンベア機能 ボールを回収、格納するため モータを用いて軸を回転させ、ベルトコンベアを起動させる
衝突回避機能 人といった障害物に衝突する事故を防ぐため 超音波センサを用いて、人などの大きな物体を衝突前に検知し、停止する
ディスプレイ表示機能 ディスプレイをつけ、MIRSに表情を表示させるため RaspberryPiにつなげて、電源投入時から表示させる
アプリケーション連携機能 ユーザにMIRSの動作開始や停止といった最低限の制御を行わせることにより、ユーザ体験を向上させるため アプリケーション開発をする

3.機能設計

RaspberryPiに必要な機能

Arduinoに必要な機能


4.各モジュール設計

各モジュールについてfig.1、fig.2に示す。また、各モジュールの説明をtab.2、tab.3に示す。
また、tab.2、tab.3においてモジュール名に「*」のついた項目は新規追加するモジュールである。

fig.1 RaspberryPi モジュール構成図



fig.2 Arduino モジュール構成図



tab.2 RaspberryPi モジュール一覧
モジュール名 概要
pilot 全体的な操作
request Arduinoに指令を出す
uss 超音波センサを読み取る
position 自己位置の処理
get_image 画像を撮影する
arduino Arduinoにシリアル通信を行う
*display ディスプレイに表示を行う
*animation ディスプレイに表示する映像
*app_ctrl アプリケーションとの通信を元に制御する
*app_ball アプリケーションとの通信により拾う球種を変更する
*camera_ball カメラによるボールの画像認識を行う
*camera_corn カメラによるカラーコーンの画像認識を行う
tab.3 Arduino モジュール一覧
モジュール名 概要
slave 各種の処理の実行を行う
run_ctrl 走行制御を行う
vel_count 走行制御を行う
moter モータの制御を行う
distance 走行距離の計測を行う
encoder エンコーダの読み取りを行う
raspi RaspberryPiとの通信を行う
*motor_conveyor コンベアを動かすためのモーターの制御を行う

5.各パートへのリンク

MIRS2004 基本設計書(全体)
MIRS2004 基本設計書(メカニクス)
MIRS2004 基本設計書(エレクトロニクス)



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