ドキュメント内目次

はじめに

本ドキュメントは、緊急停止スイッチとして使用するLAY37(杭州三利电器有限公司)の試験について示したドキュメントである。

試験条件

今回の実験では、電源ボードの+端子にスイッチの-端子を接続しスイッチの+端子と電源ボードの-端子を安定化電源に接続して行う。

また、以下の3通りの電圧で試験する。

電圧[V]	概要
6.8	電池残量低下時の電圧
7.8	カタログ電圧
8.0	満充電時の電圧

緊急停止スイッチが作動していないとき、作動しているとき及び電圧を印加した状態で作動させたときの3パターンを試験する。

使用機器・部品

試験に使用する器具・部品を以下に示す。

品名	型番
緊急停止スイッチ	LAY37
電源ボード	自作
直流安定化電源	TEXIO PA18-5B

接続図

接続図を以下に示す。



試験結果

緊急停止スイッチが動作していない状態で6.8Vを印加し、電源ボードのスイッチを入れたところLEDが点灯した。

緊急停止スイッチが動作していない状態で7.8Vを印加し、電源ボードのスイッチを入れたところLEDが点灯した。

緊急停止スイッチが動作していない状態で8.0Vを印加し、電源ボードのスイッチを入れたところLEDが点灯した。

緊急停止スイッチが動作している状態で6.8Vを印加し、電源ボードのスイッチを入れたところLEDは点灯しなかった。

緊急停止スイッチが動作している状態で7.8Vを印加し、電源ボードのスイッチを入れたところLEDは点灯しなかった。

緊急停止スイッチが動作している状態で8.0Vを印加し、電源ボードのスイッチを入れたところLEDは点灯しなかった。

6.8Vを印加し、LEDが点灯している状態で緊急停止スイッチを押すとLEDが消灯した。

7.8Vを印加し、LEDが点灯している状態で緊急停止スイッチを押すとLEDが消灯した。

8.0Vを印加し、LEDが点灯している状態で緊急停止スイッチを押すとLEDが消灯した。

まとめ

緊急停止スイッチ動作時に電源ボード上LEDが消灯したことからこの緊急停止スイッチの絶縁動作に問題がないと考えられる。