目次 MIRS1902 管理台帳 標準機製作報告 報告会資料


 
名称 MIRS1902 エレクトロニクス 完了報告書
番号 MIRS1902-ELEC-0003


版数 最終更新日 作成者 承認者 改訂記事
B01 2019.02.21 藤森 元太 第1版

1. はじめに

本ドキュメントは, MIRS1902のエレクトロニクスの完了報告書である.

2. 製作物一覧

製作物をTable1に示す.

Table.1 電源の仕様
基板名 図(部品面) 図(はんだ面) 回路図 基板加工機図
電源ボード

電源

電源

電源

電源

Arduinoシールド

arduiuo

arduino

arduino

arduino

Raspberry Piシールド

raspi

raspi

raspi

raspi

充電器回路

battery

battery

battery

battery

充電スタンド(全体図)

充電ステーション

3. 標準機からの変更点

電源ボード,Arduinoシールド,Raspberry Pi,充電器の基板を基板加工機で作成した.Raspberry Piの超音波センサの数を増やし,タッチセンサをなくした. また,自動充電を行うために充電回路と充電ステーションを作成した.

4.1. 電源ボード

導通チェック

すべての線がつながっているか,短絡している線がないか調べ,問題がなかったため合格とした.

統合チェック

実際にバッテリーに接続し,モータを動かして確認した.しかし不具合が起きたので不具合報告書に示す.

4.2. Arduinoシールド

導通チェック

すべての線がつながっているか,短絡している線がないか調べ,問題がなかったため合格とした.

統合チェック

実際にソフトと統合して,プログラム通りに動くか確認し,問題がなかったため合格とした.

4.3. Raspberry Piシールド

導通チェック

すべての線がつながっているか,短絡している線がないか調べ,問題がなかったため合格とした.

統合チェック

実際にソフトと統合して,プログラム通りに動くか確認し,問題がなかったため合格とした.

4.4. 充電器

導通チェック

すべての線がつながっているか,短絡している線がないか調べ,問題がなかったため合格とした.

統合チェック

実際にバッテリーに接続し充電ができるか確認し,問題がなかったので合格とした.

5. 統括

今回の開発において,エレキは4つのことを行った.Arduinoシールド基盤とRaspberry Piシールド基盤は標準機の回路から変えなかったので,短時間で終わった. 充電回路は1から製作し,回路だけでなく充電ステーションも製作したため,時間がかかった.また,完成した充電ステーションは安全面での考慮が全くないものだった. この点については,一番最初に考えるべき点だったと感じる.電源ボードは,初期のものから変更が多数あり,何回も作り直したため,完成が遅くなってしまった. 設計の段階でポートの数を把握して考慮しておくべきだったと反省している.
また,4つの回路すべてにおいて,KiCadでボードを作成した.基板の作り直しをしてもなお完成したことを考えると,KiCadを使用したことで効率が上がったといえる.

6. 各パートの完了報告書のリンク

各パートの完了報告書を以下のリンクに示す.

MIRS1902 開発完了報告書
MIRS1902 メカニクス開発完了報告書
MIRS1902 ソフトウェア開発完了報告書