名称 |
MIRS1804 完了報告書(ソフト) |
番号 |
MIRS1804-REPT-0007a |
版数 |
最終更新日 |
作成 |
承認 |
改訂記事 |
A01 |
2019.02.12 |
米持春貴 中村美月 |
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初版 |
ドキュメント内目次
- はじめに
- プログラムダウンロードリンク
- まとめ
本ドキュメントはMIRS1804 New Gym員Projectのソフトウェア開発報告書についてのドキュメントである。
アプリケーションについて
ディスプレイの到着が大幅に遅れたことで一部機能の実装と表示の調整が遅れることになったが、当初予定した機能のほとんどすべてを実装することができた。
実装できなかった機能として、バッテリーの電圧を表示する機能があげられる。これは、通信を実行する部分でマルチスレッド化する必要があったことと、
ただマルチスレッドにしただけでは受信したデータを画面表示を行うスレッドで処理できなかったことがあげられる。
また、緊急停止ボタンが押されたときにそれを通知するように画面を用意したが、走行プログラム側との兼ね合いで実際に使用することはできなかった。
反省点としては、画面の表示調整が思ったよりうまくいかなかったことがあげられる。理由は不明だが、Windowsではできていた文字の中央寄せ、右寄せといった指定がRaspberry Piではできなかったり、
画像や文字を変更したときに自動的に左上に寄ってしまうということが起こってしまった。両者ともに表示領域にスペーサーを挟むことで対処したが、ずれを完全に防ぐことはできなかった。
走行プログラムについて
今回は機体を外に持っていく都合上、超音波センサ等のセンサが搭載されない機体であったため、比較的簡単なプログラムで制御できた。
当初はGPSモジュールを搭載してGPSで自己位置補正を行う予定であった。GPSモジュールから緯度と経度を取得するプログラムの作成まではできたが、GPSの精度が思ったように出なかったことと、ロータリーエンコーダのみでも
ある程度の精度(誤差2%程度)が出せていたのでGPSモジュールの搭載は見送った。
開発全体について
アプリケーションと走行プログラムを一緒に動かしたのが本番の1週間前であり、もう少し日程を考えて開発を進めるべきであった。
走行プログラムを担当した米持が本番2週間前にインフルエンザになり、1週間開発に参加できなかったが、残りの1週間でなんとか発表できるところまで持って行けた。
発表会のリハーサルの際に2回ともマーカーコーン設置を失敗したが、本番直前にゲインやマーカーコーンをセットする位置を確認することにより発表本番ではすべての動作をこなすことができた。
MIRS DATABASE