ドキュメント内目次

• 1.はじめに
• 2.コンセプト
• 3.外観
• 4.機能
• 5.仕様
• 6.購入予定物品

2.コンセプト

　色のついたパネルを並べるだけなので、子供でもプログラミングができる
　床に散らばったパネルを自分で片付ける自動片付け機能

3.外観

機体の外観図をFig.1からFig.3に示す。


Fig.1 機体の外観図(正面図)
Fig.2 機体の外観図(上面図)
Fig.3 機体の外観図(箱を乗せた図)

4.機能

4.1 想定ユーザー

・自分たちが子供の頃は、家にいてすることがないと、ゲーム機を使ってしまうことが多かった
・小学生でプログラミングを勉強することになった

→子供(5歳～)がゲーム機の替わりに使いたくなる教育ロボット

4.2 動作シナリオ

まず、本機の主な構成として、

・プログラミングを行うためのパネルの配置場所
・コンパイルや緊急停止を行うためのボタン
・現在の動作状態を知らせるためのLED
・コンパイルの結果を知らせるブザー
・片付けを行うためのアームとカメラ
・移動のためのタイヤ

が設置されている。
ユーザーはパネルの配置場所に色のパネルを並べることで、本機の動作のプログラミングを行う。
ボタンを押してコンパイルをすることで、プログラミングした通りに本機を動作させることができる。
また、色のパネルを並べる代わりに、Fig.3のようにパネル収納用ケースを置けば、パネルの片付けを本機にやらせることができる。

[パネルについて]
使用するパネルは、その色に応じて、

前進     後退     左回転     右回転     待機     動作終了    ループスタート     ループエンド

の8つの動作を表している。
また、各パネルの表面には、命令の動作量を示す数字が表記されている。（ループスタート・ループエンドのように数字がないものもある。）
上記のような命令、動作量を持ったパネルを並べることで、本機の動作を自由に決めることができる。
同色、同数字のパネルが複数枚用意されていて、同じパネルを複数枚連続で配置することも可能である。

[動作フロー]
1. ユーザーがパネル又は収納用ケースを配置する。そのとき本機は停止状態を表す色①のLEDを光らせている。

2. ボタンを押すと本機はコンパイル状態に移行し、内部でパネルの色を認識する。コンパイル中は色②のLEDを点灯する。

3. 認識したパネル配置を基に、動作プログラムを構成する。動作プログラム構成の成否に応じてブザーを鳴らし、失敗であれば停止状態（動作フローの最初）に戻る。

4. パネルによってプログラムされた動作又は片付けを実行する。動作状態であれば色③、片付け状態であれば色④に、LEDを光らせる。

5. 動作又は片付けが完了したら、停止状態に戻り、色①のLEDの点灯させる。

なお、ユーザーが好きなタイミングで本機を停止させられるように、停止状態以外の状態でボタンを押すと停止状態になる。
Fig.4に、動作の状態遷移図を示す。
Fig.4動作の状態遷移図