名称 MIRS14CP 標準部品試験報告書
番号 MIRS14CP-REPT-0003

最終更新日:2014.06.27

版数 最終更新日 作成 承認 改訂記事
A01 2014.6.27 神間崚介 初版
A02 2014.7.11 五十嵐雄介 出川先生 改訂版

目次




1.はじめに


本ドキュメントは、
MIRS14CP 標準部品試験計画書に基づいて試験を行った結果を記したドキュメントである。


2.試験概要

試験対象の各々を示し、試験項目を示す。
試験対象 試験項目
電源ボード
  • 部品配置チェック
  • 導通チェック
  • 動作試験 出力電圧を目標値と比較する。
ドータボード
  • 部品配置チェック
  • 導通チェック
  • ※動作試験は行わない
モータ制御ボード
  • 部品配置チェック
  • 導通チェック
  • 動作試験 モーター、エンコーダーが正しく動作するか確認する
超音波センサボード
  • 部品配置チェック
  • 導通チェック
  • 動作試験 超音波センサが正しく動作するか確認する。
ケーブル類
  • 8ピンフラットケーブル
  • 4ピンフラットケーブル
  • 12ピンケーブル
  • CPUボード電源ケーブル
  • バッテリ接続ケーブル
  • 電源ボード,モータ制御ボード接続ケーブル
  • ドータボード接続ケーブル
    • ピン配置チェック
    • 導通チェック


    3.試験結果詳細


    下記に試験結果を示す。

    3.1 電源ボード

    電源ボードは、部品配置、導通、動作すべて合格基準を満たしているため、試験に合格したものとする。
    詳細を以下に示す。
    試験項目 試験結果 備考
    部品配置 仕様書と比較し目視により正常であることを確認した。
    導通チェック テスターにより導通を確認
    非導通チェック テスターにより非導通を確認
    動作 制御系、駆動系ともに規定の範囲内の電圧であることを確認した。測定の結果は表として下に記載する。 電圧を規定の値より低くするとその降下に沿って出力も減少した。

    動作試験結果の詳細を以下に示す。
    入力電圧[V] 制御系電源[V] 駆動系電源[V]
    8.5 5.04 5.91
    8.0 5.04 5.92
    7.5 5.04 5.92
    7.01 5.04 5.91
    6.5 5.04 5.66
    6.0 5.04 5.16
    5.49 4.62 4.67
    5.0 4.16 4.18
    制御系電源 駆動系電源
    目標値 平均値(安定) 誤差
    5.1 5.04 0.96
    目標値 平均値(安定) 誤差
    6.1 5.92 0.08
    出力電圧が基準を達しているとき(減衰が始まるまで)、制御系は5.04[V]、駆動系は5.92[V]で安定しているといえる。
    制御系では入力が5.5[V]程度から出力電圧が減少し始め、
    駆動系では入力が6.5[V]程度から出力電圧が減少し始める。

    よって、これらの結果から電源ボードは合格とする。

    3.2 ドーターボード

    2枚のドーターボードは部品配置、導通すべて合格基準を満たしており、試験に合格したとする。
    詳細を以下に示す。
    試験項目 試験結果 備考
    部品配置 仕様書と比較し目視により正常であることを確認した。
    導通チェック テスターにより導通を確認
    非導通チェック テスターにより非導通を確認
    以上より、ドータボードは合格とする。

    3.3 モーター制御ボード

    モーター制御ボードは2枚試験した。両方とも、部品配置、導通、動作すべて合格基準を満たしており、試験に合格したとする。
    詳細を以下に示す。
    試験項目 試験結果 備考
    部品配置 仕様書と比較し目視により正常であることを確認した。
    導通チェック テスターにより導通を確認
    非導通チェック テスターにより非導通を確認
    動作 二枚ともすべての試験で正常な動作を確認。

    3.4 超音波センサボード

    超音波センサボードは親機と子機の計2枚を試験した。すべて、部品配置、導通、動作すべて合格基準を満たしており、試験に合格したとする。
    詳細を以下に示す。
    試験項目 試験結果 備考
    部品配置 仕様書と比較し目視により正常であることを確認した。
    導通チェック テスターにより導通を確認
    非導通チェック テスターにより非導通を確認
    動作 親機、子機二枚ともすべての試験で正常な動作を確認。

    3.5 ケーブル類

    ケーブル類は、以下のような試験を行った結果、合格基準を全て満たしているため、試験に合格したとする。
    詳細を以下に示す。
    試験項目 試験結果 備考
    ピン配置 目視により確認した
    導通チェック テスターにより導通を確認
    非導通チェック テスターにより非導通を確認

    MIRS14CP