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名称 |
MIRS1404 Ruby環境構築手順書 |
番号 |
MIRS1404-SOFT-0010 |
版数 |
最終更新日 |
作成 |
変更点 |
承認 |
改訂記事 |
A01 |
2014.12.22 |
加藤 慶悟 |
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初版 |
目次
本ドキュメントはTwitter投稿機能を実現するためのRuby環境構築手順を記したドキュメントである。
MIRSに実装されているOSのUbunu9.10ではDebianにおけるリポジトリからのパッケージインストールコマンドである$sudo apt-getがサポートされていない。
そこで旧リポジトリからパッケージファイルをダウンロードし、ダウンロードしたファイルをUbunu9.10にてビルドする。
尚、今回インストールするRubyのバージョンはv1.9.3p484である。Rubyをインストールする場合は最後までこのドキュメントを読んでからビルドすること。
MIRS1404では以下のファイルをビルドし、Rubyのインストールを実現した。
- zlib1g-dev_1.2.3.3.dfsg-13ubuntu3_i386.deb
- libssl-dev_0.9.8g-16ubuntu3_i386.deb
- yaml-0.1.4.tar.gz
- ruby-1.9.3-p484.tar.gz
Chapter2にて示したファイルを/usr/local/srcにてビルドを行う。
尚、Chapter2において示したファイルのパスは/home/rubyであるとし、これらの作業は管理者権限にて行うものとする。
MIRS1404では以下のコマンドを上から実行することでUbuntu9.10にRubyがインストールされた。
#echo "コマンドを実行する場合はそれぞれのコマンドの意味を充分に吟味し、実行されたし"
#echo "zlib1g-devのインストール"
#dpkg -i zlib1g-dev_1.2.3.3.dfsg-13ubuntu3_i386.deb
#echo "libssl-devのインストール"
#dpkg -i libssl-dev_0.9.8g-16ubuntu3_i386.deb
#cp /home/ruby/ruby-1.9.3-p484.tar.gz /usr/local/src/ruby-1.9.3-p484.tar.gz
#cp /home/ruby/yaml-0.1.4.tar.gz /usr/local/src/yaml-0.1.4.tar.gz
#cd /usr/local/src
#tar -xvzf ruby-1.9.3-p484.tar.gz
#tar -xvzf yaml-0.1.4.tar.gz
#echo "yaml-0.1.4のビルド"
#cd yaml-0.1.4
#./configure
#make;make install
#echo "Ruby-1.9.3-p484のビルド"
#cd ruby-1.9.3-p484
#./configure
#make;make install
#ruby -v
尚、続けて以下のコマンドを実行することでTwitter GemとOAuth Gemをインストールすることが可能である。
#gem install -V twitter
#gem install -V oauth
#gem list
補足としてRuby-1.9.3-p484のビルドには相当な時間を要したことをここに記しておく。
ここまでRubyのインストール手順を示したが本来Rubyはrbenvなどのバージョン管理ソフトを用いてインストールするのが望ましい。また、本ドキュメントではRubyをインストールしたが組み込み向けにmrubyというものも存在することを留意して欲しい。
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