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名称 | MIRS1404 モーター制御詳細設計書 |
番号 | MIRS1404-ELEC-0002 |
版数 | 最終更新日 | 作成 | 変更点 | 承認 | 改訂記事 |
A01 | 2014.12.20 | 海老名恭平・早川弘晃 | | | 初版 |
A02 | 2015.1.8 | 海老名恭平 | FPGAについての追記など | | 第2版 |
目次
- はじめに
- モーター制御ボードの作成
- FPGA回路の変更
- 必要部品
- 試験
本ドキュメントは、MIRS1404のモーター制御の詳細設計について記したドキュメントである。
-
回路図
以下に今回作成したモーター制御ボードの回路図を示す。
パターン図
以下に今回作成したモーター制御ボードのパターン図を示す。
基板加工機用 mit ファイル
モーター制御ボード回路 基盤加工データ
実装図
以下に今回作成したモーター制御ボードの実装図を示す。
こちらは素子が届き次第実装、図を載せる事とする。
-
概要
今まで使用していた、TA7267BPは2つの入力信号から次のような制御を行っていた。
IN1 | IN2 | OUT1 | OUT2 | モード |
1 | 1 | L | L | ブレーキ |
0 | 1 | L | H | 正/逆転 |
1 | 0 | H | L | 逆/正転 |
0 | 0 | ハイインピーダンス | ストップ |
新モーター制御ボードでは、次のような制御を行う。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | OUT1 | OUT2 | モード |
0 | 1 | 0 | 1 | L | L | ブレーキ |
0 | 1 | 1 | 0 | L | H | 正/逆転 |
1 | 0 | 0 | 1 | H | L | 逆/正転 |
0 | 0 | 0 | 0 | ハイインピーダンス | ストップ |
そのため、IN1・2 を入力として Q1・2・3・4 を出力とするFPGA回路を設計する。
回路図
変更前と変更後の回路図を以下に示す。
シミュレーション
シミュレーション結果を以下に示す。
必要部品を以下の表に示す
素子名 | 表記 | 型名 | 個数 |
抵抗 | R1,R2,R3,R4 | 330Ω | 8個 |
抵抗 | R5,R6,R7,R8 | 100Ω | 8個 |
抵抗 | R9,10 | 6.8kΩ | 4個 |
オープンコレクタバッファ | IC1 | 74LS04 | 2個 |
フォトカプラ | IC2,IC3 | TLP504A | 4個 |
ゲートドライバIC | IC4,IC5 | MLP14700 | 4個 |
MOSFET | Q1,Q2,Q3,Q4 | IRFB3607PBF | 8個 |
コンデンサ | C1 | 10μF | 2個 |
コンデンサ | C2 | 100μF | 2個 |
コンデンサ | C3,C4,C5,C6 | 1μF | 8個 |
パターン図を印刷し、それを見ながら導通チェックを行う。導通が確認できたら印刷したパターン図に印をつける。
また、余計なところが短絡していないかもチェックする。
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