デモ走行競技会中起こった失敗とその原因、改善点を挙げる。
原因
モータドライバの発熱。温度計を用いて走行時の温度を調べたところ、1分後には81.8℃であった。モータドライバの動作保障温度が-30~75℃である為、停止したと見られる。
対策
モータドライバにヒートシンクを取り付ける。また、モータ制御ボードを新たに設計する。
原因
超音波センサは60cmまで測定できるようにしていた。しかし、正対補正を50cm離れたところで行おうとした為、角度がついたときに測定限界を超えてしまったと考えられる。
対策
超音波センサを調整し、測定距離を伸ばす。他に超音波センサを用いず、直進走行の精度を高め、正対補正を不要とする方法もある。
原因
バッテリーを片側だけ乗せていた。
対策
左右のバランスが取れるようにもう片方にもバッテリーを乗せる。オリジナルMIRSを作成する上でも、左右のバランスについては気を付けたい所である。