名称 | MIRS1402 システム提案書 |
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番号 | MIRS1402-DSGN-0001 |
最終更新日:2014.10.30
版数 | 最終更新日 | 作成 | 承認 | 改訂記事 |
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A01 | 2014.10.30 | 太田、大山 | 初版 |
本ドキュメントは、競技攻略のためのMIRS1402機体のシステム提案書である。
これらの機能をMIRS1402は次のような方法で実現させる。
機能 | 実現方法 | 担当 |
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自己位置認識 | 超音波センサを前後左右に取り付けて、四方向の距離を確認する。 そのデータとあらかじめ用意した位置データを比較し、位置を認識する。 | エレキ、ソフト |
敵位置把握 | 超音波センサにより怪盗機の位置を把握し、カメラの画像処理により怪盗機の追従を行う。 | ソフト |
常に同じ方向を維持する | 電子コンパスを搭載し、MIRSを一定方向に維持させる。 | エレキ、ソフト |
エンターテイメント性 | パイルバンカー(※1)により、怪盗を捕まえる。 | メカ |
変更点 | 目的・理由 | 懸念される問題点 | 技術性 |
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シャーシの素材をアクリル板に変更する。 | 車体重量軽減による走行速度上昇。 | 高速切削加工ができない。(加工部分が溶けてしまうため。) | ○ |
シャーシの形状を円形に近づける。 | 壁に引っかかる頻度の低下。 | 基板や部品を置くスペースの減少。 | ○ |
シャーシを多段式にし、ブロック化する。 | 段ごとに役割を分けることができるため整備性が向上。 | 車体重量が増加する。 | ○ |
オムニホイールの作成。 | 経費削減。 | 作成に時間がかかってしまう。 精度にばらつきが出てしまう可能性がある。 | ◎ |
変更点 | 目的・理由 | 懸念される問題点 | 技術性 |
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電子コンパスの導入。 | 超音波センサによる自己位置認識の補助。 | 自己位置認識の核となる機能を担うので、精度の安定性が求められる。 | ○ |
超音波センサーを4つ、前後左右に取り付ける。 | 超音波センサーによりあらかじめ競技場の位置データを入れておく。 それと照らし合わせて自己位置を認識する。 | 基板とプログラムを作成する必要がある。 | ○ |
オムニホイール使用に伴い、モーター制御ボードを新規作成。 | オムニホイール使用のため。 | 基盤の設計、製作が必要。 | ○ |
変更点 | 目的・理由 | 懸念される問題点 | 技術性 |
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自己位置認識用のスレッドを作成する。 | デモ競技会では自己位置認識を行っておらず、一度ルートを外れると失敗してしまうこともあった。そのため、自己位置認識を超音波センサと電子コンパスで行う必要がある。 | 超音波センサの測定精度向上。 | ◎ |
目標地点に向かう経路を求める関数を作成する。 | 最短ルートで怪盗に近づくため。 | 壁が透明なので、怪盗が室内にいるか廊下にいるかの判断を正確に行う必要がある。 | ○ |
怪盗機サーチモードの作成 | マップの中央で怪盗機の待ち伏せをする。 | 怪盗機がコースに入ってきたかの判断をすばやく行う必要がある。 | ○ |
物品 | 要求 | 製品例 | 金額 |
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電子コンパス | 分解能 0.1 deg以下 | HMC6352(Strawberry-linux) | 1814円 |
超音波センサ | アナログ出力 | HC-SR04(Arduino) | 756円×4=3024円(Amazonでは380円×4=1520円) |
アクリル板 | 450×600×5(mm) オムニホイール用 910×910×3(mm) シャーシ用 | アクリル板(はざいや) | 4700円 |
モータドライバ | 発熱防止 | TA8429HQ(東芝) | 440円×4=1760円 |
オムニホイール用ラバーホイール | 直径25mm | 19A8A(KKHOBBY) | 83円×16×4=2656円(二重) |