名称 |
体験入学用 MIRS競技会競技規定 |
番号 |
MIRS11CP-COMP-0001 |
最終更新日:2011.11.18
版数 |
更新日 |
作成 |
承認 |
改訂記事 |
A01 |
2011.6.24 |
酒井香里 |
江上親宏 |
初版 |
A02 |
2011.7.8 |
酒井香里 |
江上親宏 |
体験入学用 MIRS競技会競技規定を追加 |
A03 |
2011.8.4 |
酒井香里 |
江上親宏 |
体験入学用 MIRS競技会競技規定を変更 |
目次
1.はじめに
-
本ドキュメントは、2011/8/6に行う一日体験入学用の競技会競技規定をついて記したドキュメントである。
2.競技名
-
「MIRS競技 in 1日体験入学」
3.競技内容
-
仕かけをクリアし、ゴールまでの到達時間を競う自律移動型ロボットによる競技
4.競技規定
-
[@.競技について]
1.競技は5回行い、制限時間は5分とする
*競技開始時間を以下に示す。
・1回目 9:00〜10:00
・2回目 10:00〜11:00
・3回目 11:00〜12:00
・4回目 13:00〜14:00
・5回目 14:00〜15:00
2.順位は本戦5回の最高点で決める
3.競技開始は開始合図の後、ロボットから手を離した時点とする
4.本競技は、競技開始後ゴールするか制限時間が経過した場合に終了する
5.全ての回において仕かけの変更は行わない
6.競技順はチーム番号の若い順からとする。つまり1班からである。
7.本戦の待機時間にロボットの改良及びソフトウェアの変更を行ってもよい
8. MIRSは競技場内にある正方形のスタートエリアから正面を向いた状態でスタートする
[A.ロボットについて]
1.一体型で1台でなければならない
2.競技中にロボットの部品が落ちてはならない
3.自律型でなければならない
4.移動中のロボットの高さは,32cm以下とする
5.電力は,ロボット自身に搭載する電池から供給するものとし,外部から供給してはならない
5.競技場
-
1.競技場の大きさは5.0m×5.0mとし、迷路の周囲を壁で囲む
2.各仕かけを構築する壁は高さが33cmで、上部2cmに黒テープを貼る
3.競技場の33cm〜35cmの高さには、コース補強の為の張りが設置されている場所がある
4.壁の色は透明である
5.競技場は常設の照明設備のみを使用する.
6.競技場の床には透過性のない50cm×50cmの黒いタイルカーペットを敷き、その上に迷路を構築する。
*下記に競技場図に示す(DBの通し番号とルートも添付)
6.競技場の仕掛け
-
[@.Direction Board(数字盤)]
1. DBは、迷路内の壁に設けられているものとする
2.黒で書かれた2つの数字とそれを仕分ける1本の直線からなる
3.詳細な寸法は下図に示す
4. DBの50cm手前から幅5cm長さ50cmの白線を引く
5.下記に各番号の先にある仕かけを示す
番号 |
先にある仕掛け |
1 |
Null |
2 |
小部屋 |
3 |
ロータリー |
4 |
鍵 |
5 |
Null |
6 |
Null |
7 |
扉 |
8 |
DB(ダイレクションボード) |
6.下記に各ボードの数字一覧表を示す
ボードの通し番号 |
左の数字 |
右の数字 |
A |
2 |
3 |
B |
7 |
4 |
C |
8 |
8 |
D |
4 |
7 |
E |
7 |
3 |
F |
7 |
2 |
G |
7 |
4 |
H |
8 |
2 |
I |
7 |
4 |
[A.ロータリー]
1.1.5m×1.5mの部屋の中心に外形20cmの円筒を設置する
2.外形20cmの円筒から50cm幅のロータリーを設置する
3.外壁には,上下左右のいずれかに幅50cmの入口と出口がある
4.車体が出口から完全に出た場合にクリアとみなし,得点が加算される
5.ロータリーの図を以下に示す
[B.小部屋]
1.広さ1.5m×1.5mの部屋で,各辺のいずれかに幅50cmの入口と出口がある
2.車体が出口から完全に出た場合にクリアとみなし,得点が加算される
3.例の図を以下に示す.(上図:入口が下,出口が右 下図:入口が左,出口が右下)
[C.扉]
1.赤外線発生装置のついた壁で,タッチセンサを押すことで扉が開く
2.タッチセンサを押下後,LEDが点灯した場合にクリアとみなし,得点が加算される
3.詳細な寸法(赤外線LEDの位置・バンパのサイズ)
[D.鍵]
1.鍵のタッチセンサを押すことにより自動で開く
2.平常時は壁と同意である
3.鍵を獲得することなく、強行突破で通り抜けても得点は与えられない
[E.ゴール]
1.ゴールエリアでは,床一面を白色にする
2.“機体の全体”がゴールエリア内に入り,そこで停止すればゴール点獲得とみなす
7.順位及び判定
-
1.競技順位は,1回の競技でもっとも獲得ポイント数が多いチームを上位とする
2.同点の場合は、5回の合計獲得ポイント数が多いチームを上位。
3.各仕かけのクリアに対する獲得ポイントは以下のとおりとする
仕掛け |
点数 |
ロータリー |
30point |
小部屋 |
20point |
扉 |
10point |
ゴール |
50point |
ゴールボーナス |
5point/残り10sec時間は切りすて |
4.合計獲得ポイントが同じ場合は,5回の競技の合計消費時間が短いものを上位とする
5.なお、途中棄権した場合は5分を消費時間とする
8.禁止事項
1.学生は,スタート時にロボットの起動スイッチを押すことを除き,競技中にロボットに触れてはならない
2.競技場内に設置された壁を乗り越えてはならない
3. MIRSは競技場にダメージを与えるような動作をしてはならない
沼津工業高等専門学校 電子制御工学科