沼津高専 電子制御工学科 |
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改訂記録 |
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版数 |
作成日 |
作成者 |
承認 |
改訂内容 |
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A01 |
2010.1.11 |
佐々木 |
武藤 |
初版 |
1.概要
MIRS0901では電子コンパスモジュール(HMC6352)を使用し、MIRS本体が初期角度からどれだけ回転したかを検出する。
班での話し合いで、電子コンパスを用いてMIRS0901のエンターテイメント性の向上をしたいという意見が出た。
そこで、初期角度の方向を常に指し示すVector Unit(通称Direction Vector Unit)を製作することになった。
これは、Vectorが動いているかいないかで、CPUと電子コンパスボードが通信できているかを確認することにも利用することができる。
2.構成
Direction
Vector Unitは、電子コンパスボードのステッピングモータドライブ回路と、Vectorを回すステッピングモータで構成される。
電子コンパスモジュールからの受信データを使って、初期角度を追従する方法は【関連文書】のDirection Vector Unitプログラム仕様書に書かれている。
3.設計図
図1のVector部は、厚さ3mmのアクリル板から切り出して製作する。
図2のVector軸は、直径6mmのアルミの丸棒の端15mmをダイスでねじ切り、もう一方をボール盤で直径4.5mmの穴を開ける。
図1 Vector部
図2 Vector軸
4.部品表
部品名 |
詳細 |
個数 |
アクリル板 |
200×50×3mm |
1 |
アルミ丸棒 |
145mm φ6 |
1 |
ナット |
6mm |
2 |
スプリングワッシャ |
6mm |
1 |
2相ユニポーラ ステッピングモータ |
48ステップ 12Ω |
1 |
5.完成図
完成図を図3に示す。Vector軸のくり抜き部分にモータ軸を挿入し、瞬間接着剤で固定する。
ステッピングモータを上段裏側に固定し、そこからVector軸を上段中央から表側に出し、MIRS最上部でVectorを回転させる。
図3 完成図
関連文書 |
MIRS0901 Direction Vector Unitプログラム仕様書(MIRS0901-ELEC-0003)
MIRS0901 電子コンパスボード製造設計書(MIRS0901-ELEC-0002)