沼津高専 電子制御工学科 | ||||||
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改訂記録 | ||||||
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版数 | 作成日 | 作成者 | 承認 | 改訂内容 | ||
A01 | 2008.6.27 | 浦田 | 浦田 | 初版 |
MIRS標準機に搭載した各素子とボードが正常に動作し、テストプログラムにより規定の動作が実現可能なことを確認する。
製作したMIRS標準機動作試験は、標準機動作試験手順書(MIRSSTND-ASMY-0013)に準じて行う。
動作試験は、機能試験(センサ試験、走行試験)と統合試験に分けて実施する。
(1) 機能試験
(a) センサ試験
TSS(タッチセンサ)
正常に動作した。
WLS(白線センサ)
正常に動作した。
IRS(赤外線センサ)
正常に動作した。
REXおよびREY(ロータリエンコーダ)
ロータリエンコーダについては異常があったため、その詳細を以下に記す。
ロータリエンコーダについてテスト1回目
症状、ロータリエンコーダからの戻り値の正負が反転していた。
対策、ロータリエンコーダをMPCボードに接続する配線が逆になっていたため、修正した。
ロータリエンコーダについてテスト2回目
正常に動作した。
(b) 走行試験
一回目
右に大きくそれた。
二回目
duty比の値を修正したが動作に変化なかった。
修正を数回繰り返した後、コンパイルコマンドを「make pwm_enc_module2」から「make」に変えてみたところ修正が反映された(修正量が大きかったため、多少値を戻した)。
なお、回転試験も直進試験と平行して進めた。
直進・回転がある程度調整できたところで公転試験を実施。正常に動作した。
(2) 統合試験
プログラム実行時に駆動形の電源を入れていないミスが数回あった。
一回目
前進し、中央で回転しながらポスト探索動作開始までは正常に動作したが、回転量が多いので値を調整した。
二回目
ポストに近づいた後の正対補正でポストの左側に逸れてしまい、延々と正対補正動作を繰り返してしまった。手動でポストを正面へ移動させると、MIRSはポストの周回を開始し、獲得した。
三回目
左右のduty比を適当な値に変更し、プログラムを実行。ポストを2つ獲得することに成功した。
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