強制終了後のエラー修正
MIRS0802-TECH-1001
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 2008.12.19 初版
A02 2008.12.21 コマンドの間違いを修正

1. 本ドキュメントについて

    このドキュメントは、RTLinux強制終了後に発生しうる(発生したことのある)起動エラーについて、症状と復旧方法を示すものである。

2. エラー詳細

    プログラムがフリーズするなどして、強制的に電源を落とした場合、
    再起動後、強制終了の影響を調べるためファイルチェックが行なわれるはずなのだが、これが行なわれない。

    この場合、rootのパスワードを求められ、打ち込むとrootにログインをすることはできるが、このときの状態は実際に競技を行なうときと同じで、ファイル操作は読込みのみ、コンパイルは不可能である。

3. 復旧方法

    rootにログインするためのパスワード(atlmirs)を打ち込み、ログイン。
    その後、次のコマンドを実行する。
      > fsck -y /dev/hda1
    fsck コマンドは手動でハードディスク(この場合は /dev/hda1)のエラーチェックを行なうコマンドで、-y オプションで対象となる全ての項目に対してチェックを行なう。

    コマンド実行完了後、
      > reboot
    で再起動すると、正常に起動ができるはずである。
外部リンク