- 部品配置のチェック
・用意するもの
- 基板、半田ごて、半田、半田吸い取り線
・検査
- 回路図と見比べ、配線をチェックする。ICの向きに注意する。
・修正
- 配線が間違っていたら修正する。
- 導通チェック
・用意するもの
- 基板、テスター、半田ごて、半田、半田吸い取り線
・導通チェック
- ICを外し、回路図を見て各部品間を導通しているかをテスターで調べる。
・非導通チェック
- ICを外しVccとGNDがショートしていないか確認する。
・修正
- 導通するべきところが導通していなかったら修正し、絶縁されるべい箇所が導通していた場合、半田付けをし直す。
※注意 VccとGNDが短絡していた場合、絶対に電源を供給してはならない。(電源やICを破壊する恐れがある。)
- 動作試験
・用意するもの
- マウスボード、ブレッドボー(LED、抵抗、配線用線材)、ケーブル、レーザーマウス、CPLDダウンロードケーブル、PIC書き込み器、パソコン、マウスボード試験仕様書
・マウスボード用テスト回路を用いて試験する。
- CPLDの動作テストを行う。
- PICにテスト用のプログラムを書き込む。
※書き込み&動作テストなので単純にスイッチ入力ででH⇔Lを繰り返すようなプログラムで構わない。
実際に用いた回路をfig.1に示す。
※CPLDはとてもインピーダンスが低く、熱にも弱いので取り扱いには注意せよ!
fig1(fig1.bmp)
- ブレッドボード等で出力確認用のLEDとプルアップもしくはプルダウンした入力を用意する。
fig.2に実際に使用した回路を示す。
fig2(fig2.bmp)
- CPLDの入出力ピンとブレッドボードを接続する。
- 電源を投入し、論理回路通りの出力をしているコトを確認する。
※もし、LEDが点灯しない、CPLDが発熱した等異変があればすぐに電源を切ること!!
- PICの動作テスト
- PICにテスト用のプログラムを書き込む。
※書き込み&動作テストなので単純にスイッチ入力ででH⇔Lを繰り返すようなプログラムで構わない。
実際に用いたプログラムをfig.3に示す。
fig3(fig3.bmp)
- ブレッドボードにLEDやスイッチを構成する。
fig.4に実際に使用した回路を示す。
fig4(fig4.bmp)
- PICと回路を接続する。
- 電源を投入し、プログラム通りの動作をしているコトを確認する。
※もし、プログラム通りの動作をしない、PICが発熱した等、異変があればすぐに電源を切ること!!
- CPLDとPICの共同動作テスト
- PICとCPLDの配線を接続する。
- CPLDにテスト用の論理回路を、PICにテスト用プログラムをダウンロードする。
PICのクロックを用いてCPLDが動くことのテストなのでPIC側は何でも良いが、CPLD側には分周回路を書き込む。
fig.5に実際に使用した回路及びプログラムを示す。
fig5(fig5.bmp)
- ブレッドボードにLEDをセットし、マウスボードに接続する。
- 電源を投入しLEDが点滅することを確認する。
※LEDが点滅しない、CPLDやPICが発熱しているなど異常を見つけた場合は即座に電源を切ること!!
- USBホスト機能の確認を行う。
- CPLDにマウスボード用回路を書き込み、PICにテストプログラムをダウンロードする。
実際に使用したPICのプログラムをfig.6に示す。
fig6(fig6.bmp)
- ブレッドボードにLEDをセットする。
- マウスを接続し、電源を投入する。
- LEDが点灯することを確認する。
※点灯しなかったり各ICが発熱し始めるなど異変があればすぐに電源を切ること!!
- 完成版プログラムをPICにダウンロードして終了する。
※読み取った値が正しいモノであるかはこの試験では試験することができない。
|