沼津高専 電子制御工学科
MIRS0704 開発完了報告書
MIRS0704-DSGN-0004
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 2008.2.29 杉山裕太 杉山裕太 初版
A02 2008.3.12 杉山博軌・裕太 杉山裕太 メカニクスの総括・ソフトの最終的なプログラムのリンク 追加


  1. 開発過程分析
  2. 開発工数分析
  3. 現システムの問題点
  4. 総括

1.開発過程分析

当初の開発計画は開発計画書(MIRS0704-DSGN-0003)参照。予定していた開発スケジュールと実際の開発スケジュールを比較する。

開発予定

実際

2.開発工数分析(最終日2/18の分抜き)

石川河野杉山博軌内田片瀬杉山裕太恩田熊沢中川項目別合計(合計)
001 技術調査564517.542.921.216.595.12570389.2
002 システム提案、開発計画立案1.59126.51.51.56134.555.5
003 基本設計10.569006.500335
004-M 詳細設計916.521.514.50000061.5
004-E 詳細設計11.500049.713.500074.7
004-S 詳細設計00000010.6525.524.1560.3
005 製造00004.81800022.8
005-M 製造3411.54212.509000109
005-E 製造70.50077.537.492000277.4
005-S 製造23.54240.508.513.5139.65121102.5491.15
006 サブシステム試験13.551200000030.5
006-M サブシステム試験006.50000006.5
006-E サブシステム試験34.51035.50052.5000132.5
006-S サブシステム試験24.507.50042.5012.5087
007 システム試験13984.519.536.53.51660010459
008 改善設計000026.73.500030.2
009 ドキュメント整備11330026.54.53051
010 ミーティング3.50.56.5003.500.5014.5
011 その他14.56.51254.817.504.5640.5156.3
工数合計(時間)457239.5245245.2170.8465260.4206.5254.652544.05


3.現システムの問題点

現在発覚しているシステムの問題点を以下に示す。




4.総括

チーム全体(マネージャー/杉山博軌)
 MIRSの開発を通して、技術的なことから対人的なことまでどの人でもさまざまな楽しかったこと、苦労したことをみんな感じたと思います。最終的にMIRSはポストを獲得することができませんでしたが、MIRSはハードウェア(センサー類)とソフトウェア(プログラム類)とがFPGAを通してどれも正常に動作して、初めてポストを獲得できるもので、ひとつでも確実性がかけると物事はうまくいかないということを身をもって知ることができたと思います。これは1つでもポストを取っていたら経験することができなかったものだと思います。確かにポストを獲得することは競技上大切なことかもしれませんが、MIRS開発の中で得た経験を今後の人生に生かしていくことがもっとも重要なことだと思います。
最後に一言 Good job everyone!


メカ(石川・河野・杉山博軌)
メカとしては、仕事内容はエレキ・ソフトと比較すると比較的楽だったのではないかとおもいます。
しかし仕事が終わってからエレキの手伝いやソフトの手伝いに回って仕事をしていたので実は結構大変だったかもしれません。
けれどもMIRSが終わってから振り返ると大変だったがために得たものも多いのではないかと思います。
本当にお疲れ様でした。


エレキ(内田・片瀬・杉山裕太)
 エレキの仕事は新しい基盤を作ることから始まった。システム提案の段階で新しい回路が増え、作らなければならない基盤が多かった。また、ドーターボード・超音波センサの調子もあまり良くなく、大半の基盤を作り変えることとなった。幸いなことに、LEDボードが正常に動き、MIRSの状態は確実に視認できるようになり、デバックに役立った。またこれは、競技会当日もしっかりと動いてくれた。しかし、LEDボードと超音波センサに関しては調子が競技直前まで良くならずかなり苦労した。結局、競技会でも超音波センサがうまく働かず残念な結果となった。そのうえ、マウスボードは予定していたものでは間に合わず、急遽変更することになったが、結果として競技会には間に合わせることができた。
反省点として、最初予定していたものが多すぎたこと、難しすぎたことである。結果としてシステム提案で予定していたものと実際とでは使っているボード数が変わってしまった。本当に必要なのかという吟味をもっとしっかりする必要があったように感じた。
MIRSを通して、ものを作るにあたってとても大切なことをたくさん学ぶことができた。今後、この経験を生かしていければいいと思う。
 

ソフト(恩田・熊沢・中川)
 新規作成関数が多くプログラム作成を分担して行ったので、プログラムのコンパイルやデバック作業に時間がかかってしまうなど、作業効率が思うように伸びず競技会当日まで作業が続いてしまい、。 テストプログラム上では各新規関数は問題なく動作したが、超音波センサが度々調子が悪くなり、超音波センサを使用する関数のチェックには 多大な時間がかかってしまったと思う。 レーザーマウスを実装するためのプログラムはほぼ完成していたが、競技プログラムの調整を行っていたため最終調整をすることができず、 実装に至らなかったのは非常に残念である。 また、競技会直前にも超音波センサーの調子が悪くなってしまい、競技会本番にはポスト捜索後のポスト獲得に向かう動作までしか行うことができず、一連の動作を見ることができなかったのが残念でした。 一年間MIRS開発を共に行った班員、同ソフト担当者及び、ソフト制作に協力してくれた班員に感謝したいです。 最終的なプログラムはここにあるとおりです。

 




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