沼津高専 電子制御工学科
MIRS0602 統合試験報告書
MIRS0602-TEST-0003
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 2006.12.11 吉田 尾崎 初版


目次

  1. 目的
  2. 試験結果

1.目的

統合試験仕様書(MIRS0602-TEST-0002)に基づく試験結果について報告する。また、その結果を踏まえて今後の予定を考える。

2.試験結果

試験名称標準機と同じセンサの試験
試験内容タッチセンサ、超音波センサ、赤外線センサ、白線センサの試験を行う。
試験結果
ほとんどのセンサはそろったが、白線センサ×2 が故障しているため現在製造中。
備考たまに超音波センサの調子が悪くなることがある。コネクタの不良か?
今にも断線しそうなケーブルがいくつか見つかったので暇を見て作り直したい。

試験名称firstch及びmoveの実機試験
試験内容本MIRSの動作で一番最初に行う動作であるmoveとfirstchをテストプログラムから呼び出し、実際のフィールドで予想通りの動きをするか確認する。
試験結果
ポストを適当な位置に置いてプログラムを実行させ、ポストの位置に応じて目的とする動作をすることを確認した。
備考moveによる移動はまだまだ改良の余地があることがわかった。

試験名称白線検出試験
試験内容moveによる移動中に白線を検出した場合の対応を確認する。
試験結果
moveによる移動中に白線を検知した場合に停止することを確認した。
備考

試験名称座標変換試験
試験内容postchによる座標変換が正しく行われるかどうかを実機で試験する。
試験結果
座標変換プログラムは正しく動作した。ただし、ポストの座標を得るためのpost_searchとpost_checkが不調である。
備考標準関数のpost_searchとpost_checkは、場合によってはポストを発見できず永久ループに入ってしまうことがわかった。

試験名称ポスト周回&番号認識試験
試験内容post_get中のポスト番号認識とデータ格納を試験する。
試験結果
post_get中に認識したポスト番号をグローバル変数へ格納し、表示することができた。
備考

試験名称音声再生試験
試験内容音声が正しく再生され、その音量、音質が実用上十分かどうか試験する。
試験結果
関数を用いてモジュールにコマンドを送信し音声を再生することができたが、増幅した音声にまだノイズが乗るため改良の余地がある。
備考新たにフィルタを作ればノイズが消えるかもしれない。

その他試験中に気付いたこと
  • 長いケーブルの最適化、及び不安定なコネクタの作り直しが必要
  • 標準関数をそのまま使うと不具合が生じる箇所がいくつかあった
  • スピーカーを乗せたあとにパラメータを測りなおさなければならない


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