・NTSC信号について
NTSC信号はアナログ信号である。上に波形の例を示す。
主にTV等に使われる技術である。
TV等の画面の表示のしかたは上から順に横線を重ねていき、一画面525本の線によって構成されている。
その横線は左端から右端へ順に表示していくのだが、NTSC信号でいえばその横線一本が水平同期信号間の波形情報にあたり、水平同期信号によって画面の右端へ到達した点から左端へうつるという動作をTV等の表示機械は行っている。
途中にはいってくる垂直同期信号によって画面の右下端から画面の左上端にとぶ。
・AD変換について
1. A/D変換とは何か?
2. ローパスフィルタ
3. サンプル・ホールド回路
4. A/Dコンバータ
1. A/D変換とは何か?
A/D変換とは次のような出順で行われる。
入力アナログ信号 大域制限されたアナログ信号
標本化されたアナログ信号 ディジタル信号
これらの回路の形式は変換されるアナログ信号の特性や出力となるディジタル信号の特性やA/D変換回路全体として考えたときの消費電力やコストなどによって決定される。
2.ローパスフィルタ
周波数10kHz以上で利得が急激に下がっている。
つまり高周波は取り除かれている。
L,Cフィルタは一般的なローパスフィルタ
アクティブフィルタ
RとCの値を変えることによって容易に周波数特性を変えられる。
求めるフィルタの周波数特性に合わせて数段に重ねて用いられる。