沼津高専 電子制御工学科 | ||||||
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改訂記録 | ||||||
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版数 | 作成日 | 作成者 | 承認 | 改訂内容 | ||
A01 | 2002.12.16 | 高村 | 小山 | 初版 |
液晶ディスプレイ(LCD)はMIRSの状態を表示するためのものである。
FPGAボードの液晶ディスプレイ制御モジュールはLCDの制御を行うためのもので、FPGAボード内のFPGAチップに構成される。液晶ディスプレイ制御モジュールでは、以下のような機能構成を持つ。
1.LCD動作制御モジュール
LCD動作制御モジュールは、LCD(SC-1602BS)にデータを書き込み・読み出しするのに必要なEnable信号、R/W信号を生成している。
具体的にはISA-BASのIO制御信号をLCDの制御信号に変換し、出力している。
2 データ制御モジュール
データ制御モジュールは、ISA-BUS―LCD間のデータの流れを制御している。
IOR、IOWの信号からR/W信号を作りだし、その信号によりデータのread、writeの方向が決まる。この回路では、スリーステートによりデータの方向を制御しており、信号がRの場合はLCD⇒ISA、Wの場合はISA⇒LCDの方向にデータが流れる仕組みになっている。
LCDデバイスドライバは、MIRSに搭載されるLCD(SC1602BS)への表示を行うLINUX用デバイスドライバである。
> gcc -Wall -O2 -c lcd.c
> insmod lcd.o
LCDデバイスドライバモジュールの組み込み完了を確認したい場合は、lsmodというコマンドを使う。
また、LCDデバイスドライバモジュールを削除するには、
> rmmod lcd
というコマンドを用いる。
> mknod -m 444 /dev/lcd$i c 60 $i
(ただし$iは0〜255の範囲(でも使うのはほとんど0のみ))
これで、アクセス権が444、デバイスファイル名が/dev/lcd$i、メジャー番号が60、マイナー番号$iとしてLCDデバイスノードが作成される。(ちなみにcは、キャラクタ型デバイスでLCDデバイスドライバを登録するということ。)
また、デバイスファイルを削除するには、
> rm /dev/lcd$i
というコマンドを用いる。
名称 | SC1602BS |
液晶ディスプレイ名称 | DMC-1602 |
外形寸法 | W85.0mm x D30.0mm x H8.8mm |
表示領域 | W66.0mm x D16.0mm |
表示可能文字数 | 16 x 2 文字 |
キャラクタサイズ | 2.96mm x 5.56mm |
製造元 | OPTREX株式会社 |
基本的に、キーボードの右側に付いている数字ボタンと、その周辺にあるボタンをまとめてテンキーと呼ぶ。
テンキーは Ten key で、10個のキー(ボタン)という意味だけど、実際には「+」「−」「*」「/」「.」なども含めて10個以上のボタンが並んでいる。
ところで、「+」と「−」は分かるとして、問題は「*」と「/」。パソコンでは「掛ける」を「×」ではなく「*」で表す。これは、アルファベットの「エックス」と間違えるからだと言われている。そして「割る」は「/」を使う。「2/3」といった表記を思い出せば理解できる。
一般的なデスクトップ型パソコンのキーボードには、ほぼ必ずテンキーが付いている。しかし、ノート型パソコンの場合は、ほぼ必ずテンキーが付いていない。また最近の、小型でおしゃれなデスクトップ型パソコンにもテンキーのないキーボードが付いていることがある。
テンキーがない場合は、キーボード上段の数字ボタンで数字を入力する。しかし、表計算ソフトなどで大量に数字を入力するときは不便なので、キーの切り替えで文字入力キーの右側をテンキーに切り替えられる機種が多い。ただしこの場合、数字の位置が斜めにズレる。
あるいは、ノート型パソコン用の外付けテンキーも売られているので、必要なときだけ接続する方法もある。
名称 | LUNARIS TK-LP2SMSV |
外形寸法 | W74mm x D112.5mm x H23.1mm |
ケーブル長 | 0.5m |
製造元 | エレコム株式会社 |
参考文書 |
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