目的
この調査報告書は、LED、テンキーの取扱方法と機能を把握するために作成したものである。LCD
1.1 機能
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LCDとは液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)のことで液晶を使った表示装置全般を指す。MIRSではMIRSの状態を文字で表示するためにこのLCDを用いる。
- LCD動作制御モジュール
LCD動作制御モジュールは、LCD(SC-1602BS）にデータを書き込み・読み出しするのに必要なEnable信号、R/W信号を生成している。
具体的にはISA-BASのIO制御信号をLCDの制御信号に変換し、出力している。
- データ制御モジュール
データ制御モジュールは、ISA-BUS―LCD間のデータの流れを制御している。
IOR、IOWの信号からR/W信号を作りだし、その信号によりデータのread、writeの方向が決まる。この回路では、スリーステートによりデータの方向を制御しており、信号がRの場合はLCD⇒ISA、Wの場合はISA⇒LCDの方向にデータが流れる仕組みになっている。
FPGAボードの液晶ディスプレイ制御モジュールはLCDの制御を行うためのもので、FPGAボード内のFPGAチップに構成される。液晶ディスプレイ制御モジュールでは、以下のような機能構成を持つ。
1.2 LCDデバイスドライバ
LCDデバイスドライバは、MIRSに搭載されるLCD(SC1602BS）への表示を行うLINUX用デバイスドライバである。1.3 仕様
| 名称 | SC1602BS |
| 液晶ディスプレイ名称 | DMC-1602 |
| 外形寸法 | W85.0mm x D30.0mm x H8.8mm |
| 表示領域 | W66.0mm x D16.0mm |
| 表示可能文字数 | 16 x 2 文字 |
| キャラクタサイズ | 2.96mm x 5.56mm |
| 製造元 | OPTREX株式会社 |
テンキー
2.1 テンキーとは
テンキーは“10 key”で、10個のキーという意味である。一般にデスクトップパソコンのキーボードの右側に付いている数字の書いてあるキーとその周辺の一角のことをいい、数字以外に「＋，−，＊，／，．」等のキーが含まれている。2.2 特徴
- Windows95及び98対応
- PS/2マウスポート装備。テンキーとマウスを同時に使用することができる
- ケーブルタイとポーチ付属。
- NumLockキーがONのときは、本製品のキートップ上段の数字や文字が、NumLockキーがOFFのときは、本製品のキートップ下段の機能が利用できる/*-+Enterキーは、NumLockキーがONでもOFFでも利用できる
2.3 仕様
| 名称 | LUNARIS TK-LP2SMSV |
| 外形寸法 | W74mm x D112.5mm x H23.1mm |
| ケーブル長 | 0.5m |
| 製造元 | エレコム株式会社 |
2.4 外観
| 参考文書 |
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- MIRSATLM 液晶ディスプレイ制御モジュール取扱い説明書
- MIRSATLM LCDデバイスドライバ取扱説明書