沼津高専 電子制御工学科 | ||||||
| ||||||
改訂記録 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
版数 | 作成日 | 作成者 | 承認 | 改訂内容 | ||
A01 | 2003.11.06 | 今村昌幸 | 高畑祐太 |
初版 | ||
A02 | 2003.11.10 | 今村昌幸 | 高畑祐太 |
測定方法などの詳細を記述 | ||
A03 | 2004.02.26 | 今村昌幸 | 高畑祐太 |
テストプログラムをアップ、試験内容の改定 |
# lsmod 組み込まれているカーネルモジュールを確認する |
[器具] MIRS、コード付き赤外線発生装置、PCディスプレイ、テストプログラム [測定方法] 赤外線受光部にコード付きの赤外線発光装置を当て、READしたときにすべてのコードが正しく検出できるかを測定する。 測定結果はPCのディスプレイに表示する。 測定はテストプログラムirs_test.cで行う。 [合格基準] すべての赤外線コードが正しく検出できること。
$cd /home/atlmirs/testprogram ディレクトリの移動 # ./irs_test テストプログラムを実行 # |
●タッチセンサ [器具] MIRS、PCディスプレイ、テストプログラム [測定方法] タッチセンサを指で押してREADしたときにタッチセンサのON/OFFを正しく検出できるか測定する。 測定はテストプログラムls_ts_test.cで行う。 測定結果はPCのディスプレイに表示する。 [合格基準] すべてのタッチセンサのON/OFFが検出でき、同時に2つ以上のタッチセンサが押されたてもそのON/OFFを検出できること。 ●白線センサ [器具] MIRS、PCディスプレイ、テストプログラム、競技場 [測定方法] 競技場で白線センサの下に白線と黒マットがありREADしたとき、それらを区別して検出できるかを測定する。 測定はテストプログラムls_ts_test.cで行う。 測定結果はPCのディスプレイに表示する。 [合格基準] すべての白線センサが白線上でON(=1)になり、黒マットの上でOFFになること。
$cd /home/atlmirs/testprogram ディレクトリの移動 # ./ls_ts_test テストプログラムを実行 # |
[器具] MIRS、PCディスプレイ、テストプログラム、樹脂版、メジャー、分度器、ポスト [測定方法] B樹脂板を超音波センサ前方に垂直に立て、0.2mから2mまで0.1m毎に測定する。また、超音波センサ前方3.6mの距離にポストをおきポストの有無を測定する。 測定はテストプログラムuss_test.cで行う。 測定結果はPCのディスプレイに表示する。 [合格基準] すべての位置において誤差が5cm以内であること。
$cd /home/testprogram ディレクトリの移動 # ./uss_test テストプログラムを実行 |
[器具] MIRS、PCディスプレイ、テストプログラム [測定方法] 左右のタイヤをそれぞれ±10回転させ、タイヤの回転角±3600°であるかを測定する。 測定はテストプログラムenc_test.cで行う。 測定結果はPCのディスプレイ上に表示する。 [合格基準] 左右のタイヤとも±10回転させたときの誤差が36°以内であること。
$cd /home/atlmirs/testprogram ディレクトリの移動 # ./enc_test テストプログラムを実行 |
●直進走行 [器具] MIRS、PCディスプレイ、テストプログラム、競技場、メジャー、1m定規 [測定方法] 0.5m、1m、2mの距離を定規に沿ってMIRSを走行させ、定規からずれることなく走行し、その後停止できるかを測定する。 測定はテストプログラムpwm_straight_test.cで行う。 [合格基準] 距離に関しては、どの距離でも5cmの誤差の範囲内で停止できれば、合格とする。 直線からのずれについては、0.5mでは2cmの誤差、1mでは4cmの誤差、2mでは8cmの誤差の範囲内であれば合格とする。 ●自己回転 [器具] MIRS、PCディスプレイ、テストプログラム、競技場、メジャー、分度器 [測定方法] その場でMIRSを左右に90°、360°回転させたときに、MIRSの中心の位置がずれずに、正確に指定した角度で回転できるかを測定する。 MIRSの四隅にマークをすることで中心が求められるので、回転の前後での中心の位置のずれを測定する。 回転角の測定は、四隅のマークを利用することで回転角度が測定できる。但し、このときの中心は回転前のものとする。 測定はテストプログラムpwm_rotate_test.cで行う。 [合格基準] 指定角度回転したときの、中心の位置のずれが1cm以内であり、90°回転のときの誤差が5°以内、360°回転のときの誤差が20°以内であれば合格とする。 ●回転 [器具] MIRS、PCディスプレイ、テストプログラム、競技場、メジャー、回転試験用紙(半径20cmの円) [測定方法] 回転試験用紙を床に敷き(90°の線も分かるように)、その円に沿ってMIRSが左右90°、左右360°回転し指定した角度で停止できるかを測定する。 測定はテストプログラムpwm_postrotate_test.c(モジュール:rotate.c)で行う。 [合格基準] 線上での回転の過不足について、90°の回転のときの誤差が1.5cm以内、360°の回転のときの誤差が6cm以内であれば合格とする。 線上からのずれについて、2cmの誤差の範囲内であれば合格とする。
$cd /home/atlmirs/testprogram/pwm_enc ディレクトリの移動 # ./pwm_straight_test テストプログラムを実行(直進試験) # ./pwm_rotate_test テストプログラムを実行(自己回転試験) # ./pwm_postrotate_test テストプログラムを実行(回転試験) |
[器具] MIRS、PCディスプレイ、テストプログラム、ポスト [試験方法] MIRSの側面にポストを設置する。 MIRSのアームを駆動させ、ポストを獲得しアーム先端のタッチセンサがONになったところでアームが引き戻せるかを試験する。 試験はテストプログラムarm_test.cで行う。 試験結果はPCのディスプレイに表示する。 [合格基準] ポストのタッチセンサが押されるとともに、MIRSのアームのタッチセンサがONになり引き戻せたら合格とする。
$cd /home/atlmirs/testprogram/ ディレクトリの移動 # ./arm_test テストプログラムを実行(アーム駆動) |
[器具] MIRS、テストプログラム、1m定規 [測定方法] その場でMIRSを左右に90°、360°回転させたときに、指南車部が固定されているか測定する。 競技上に定規をおき、その直線に対して指南車部のずれを測定する。 測定はテストプログラムpwm_rotate_test.cを利用して行う。 [合格基準] 指定角度回転したときの、直線からの指南車部のずれが90°回転のときに5°以内、360°の回転のときに20°以内であれば合格とする。
$cd /home/atlmirs/testprogram ディレクトリの移動 # ./pwm_rotate_test テストプログラムを実行 |
関連ドキュメント | ||
---|---|---|
ドキュメント番号 | ドキュメント名称 | 作成者 |
MIRS0201-DSGN-0009 | MIRS0201 システム統合試験報告書 | 今村昌幸 |
MIRS0201-DSGN-0010 | MIRS0201 データ集 | 高畑祐太 |