この仕様書は、MIRS0103の 超音波センサボードの取扱方法と機能詳細を記載したものである。
MIRS0103 超音波センサボード、ネジ x 4 (M3、長さは任意)、スペーサ x 4 (M3、長さは任意)、+ドライバー
ドーターボードとの接続方法はMIRS0103 ドーターボード-超音波センサケーブル製造仕様書を参照。
MIRS0103 超音波センサボードは、ボード1つにつき超音波センサが一対搭載され、VHDLの超音波センサ選択回路により選択されると超音波の送受信が行われる。この回路は、ゲートを組み合わせた送信回路と、オペアンプをつかった増幅回路を持つ受信回路、コンパレータを使った比較回路の3つの回路からなり、ある対象物までの距離測定を行うためのボードである。この機能を実現するためにMIRS0003 超音波センサボードでは以下のような機能構成を持つ。
機能詳細では、機能構成図(Fig.2)に示した各機能ブロックの詳細説明を行う。
送信信号を増幅してスピーカ(SPK)に送る。
マイク(MIC)から送られる電気信号を増幅し半波整流を行う。
受信回路から送られてきた受信波と、基準電圧をコンパレータで比較し、基準電圧より低い電圧の信号を除去する。 また、回り込み波の除去については送信してから、一定時間基準電圧のレベルをあげることで対処する。この時間は回り込み防止パルスパルスによって決められる。
コネクタ名称 : USSN_CN (N = 1 to 3) (MOLEX 5046a)