沼津高専 電子制御工学科
MIRS0103 赤外線センサモジュール試験仕様書
MIRS0103-ELEC-1122
改訂記録
版数
作成日
作成者
承認
改訂内容
A01
2002.11.29
渡辺
中村
初版
A02
2002.12.17
渡辺
中村
IRSとTSの試験分離に伴う改訂
機能検査
用意するもの
PC、CPUボード、FPGAボード、ISAラック、IRS、IRSケーブル、ネットワークにつながったPC、テストプログラム、FPGA用ダウンロードケーブル
準備
ダウンロード
以下のファイルをダウンロードし、解凍する。
irs_ts.zip
この圧縮ファイルの中身は
・irs.c
・irs_test.c
・irs.h
である。
コンパイル
irs.cをコンパイルしてirs_.oを作る。コンパイルには以下の操作を行う。
gcc -Wall -O2 -c irs.c
赤外線センサデバイスドライバの組み込み
次に、以下の操作を行って、赤外線センサデバイスドライバをモジュールとして組み込む。(スーパユーザでなければこのコマンドは実行できない。)
insmod irs.o
デバイスドライバのモジュール組み込み完了を確認したい場合は、lsmodというコマンドを使う。
また、赤外線センサデバイスドライバモジュールを削除するには、
rmmod irs
というコマンドを用いる。
赤外線センサデバイスファイル(デバイスノード)の作成
以下の操作を行って、赤外線センサデバイスファイルを作成する。
mknod -m 444 /dev/irs$i c 61 $i (ただし$iは0〜255の範囲(でも使うのはほとんど0のみ))
これで、アクセス権が444、デバイスファイル名が/dev/irs$i、メジャー番号が61、マイナー番号$iとして赤外線センサデバイスノードが作成される。(ちなみにcは、キャラクタ型デバイスで赤外線センサデバイスドライバを登録するということ。)
また、デバイスファイルを削除するには、
rm /dev/irs$i
というコマンドを用いる。
関連文書
MIRS0103 FPGAボード製造仕様書(
MIRS0103-ELEC-1101
)
MIRS0103 FPGAボード取り扱い説明書(
MIRS0103-ELEC-1102
)
MIRS0103 FPGAボード試験仕様書(
MIRS0103-ELEC-1103
)