沼津高専 電子制御工学科
MIRS0101 電源ボード基板試験仕様書
MIRS0101-ELEC-1605
改訂記録
版数
作成日
作成者
承認
改訂内容
A01
2002.7.9
八木
勝又
初版
A02
2002.11.13
八木
勝又
電源ボードの実装図、パターン図の修正
部品配置のチェック
用意するもの
基板、はんだごて、はんだ、はんだ吸い取り器
検査
実装図を見て、部品の配置をチェックする。ICの向きに注意。
修正
配置が間違っていたら修正する。
fig1.電源ボードの実装図
fig2.電源ボードのパターン図
導通チェック
用意するもの
基板、テスター、はんだごて、はんだ、はんだ吸い取り器
導通チェック
回路図を見て、各部品につながるべき線がつながっているかをテスターで調べる。なるべくはんだにテスターをあてず、部品の足にあてるようにすること。
非導通チェック
パターン間の非道通試験はすべてについて行うことが望ましいが、困難なので少なくとも電源とグランドが短絡していないことを確かめる。
修正
導通すべきところが導通してなかったら修正する。
電源とグランドが短絡していた場合、絶対に電源を供給してはならない。(電源を破壊する恐れがある。)また、どこで短絡しているかを調べるのは非常に困難である。目視とテスターにより丹念に調べていくより方法がない。
動作試験
用意するもの
テストする基板、7.2Vバッテリ、テスター
動作試験
CN6の1-2ピンを導通させる。
CN1にバッテリーをつなぎ、メインスイッチをオンにする。この時、赤色LED(メインスイッチのLED)が点灯し、CN4の1-2ピン間で+5Vが出ている事を確認する。CN5の2-3ピンが0Vとなっている事を確認する。
スタートスイッチを押す。この時、CN5の2-3ピン間が+5Vとなる事を確認する。
CN6を非導通にする。このとき、CN5の2-3ピン間が0Vとなる事を確認する。
メインスイッチを切り、バッテリーをCN2にもつなぐ。その後、メインスイッチを押す。この時、緑色LED(スタートスイッチのLED)が消えており、CN3が0Vである事を確認する。
スタートスイッチを押す。この時、緑色LEDが点灯し、CN3が7.2Vである事を確認する。但し、バッテリーの電圧により、変化する。
CN6を非導通にする。この時、緑色LEDが消灯し、CN3が0Vである事を確認する。
トラブルシューティング(以下のような症状の時はこのような故障が考えられる。)
メインスイッチによりLEDが点灯しない、+5Vが出ない。
メインスイッチの故障
LT1083CPの故障
LEDの点灯回路の故障
CN5の2-3ピン間が+5Vとならない。
スタートスイッチの故障
リレー回路の故障
CN6の不良
緑色LEDが点灯し、CN3が0Vでない。
リレー1の故障
緑色LEDが点灯せず、CN3が+7.2Vでない。
緑色LEDの故障
緑色LEDが消灯せず、CN3が0Vでない。
リレー回路の故障
番号
品名
ドキュメント番号/商品名
E/C
数量
単位
備考
103
MIRS0101 電源ボード基板回路図
MIRS0101-ELEC-1603
E
1
部
関連文書
MIRS0101 電源ボード基板回路図(
MIRS0101-ELEC-1603
)
MIRS0101 電源ボード基板ボード取扱説明書(
MIRS0101-ELEC-1602
)
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MIRS0101-ELEC-1604
)