- はじめに
この仕様書は、MIRS0005のFPGAボード内のFPGAチップに構成するタッチセンサ、パワーオン信号処理モジュールの取扱方法と機能詳細を記載したものである。
- 取扱い説明
- Maxplus2での回路情報の呼び出し方法
- ダウンロードファイル
tp_m.zip
- 手順
- 圧縮ファイル tp_m.zip をダウンロードします。
- tp_m.zip を適当なフォルダで解凍します。
- maxplus2でグラフィックエディタを開きます。
- 解凍ファイルの中にあるtp_m.sym をグラフィックエディタで部品として呼び出します。
- 圧縮ファイルの内容
tp_m.zip には以下のファイルが入っています。
- tp_m.gdf
- TIPモジュールののグラフィックエディタファイルです。
- tp_m.sym
- tp_m.gdf のブロックシンボルです。
- latch.vhd
- 機能構成図(Fig.1)に示すラッチブロックのVHDLファイルです。
- latch.sym
- latch.vhd のブロックシンボルです。
- 機能説明
- 機能概要
MIRS0005 FPGAボード タッチセンサ、パワーオン信号処理モジュールは7つのタッチセンサ信号、1つのパワーオン信号の2種類 8bitの信号をCPUに出力し、FPGAボード内のFPGAチップに構成される。この機能を実現するためにMIRS0005 FPGAボード タッチセンサ、パワーオン信号処理モジュールでは以下のような機能構成を持つ。
Fig.1 FPGAボード タッチセンサ、パワーオン信号処理モジュールの機能構成図
- データラッチ部
タッチセンサ、パワーオン信号の状態の保持を行う。
- 機能詳細
機能詳細では、機能構成図(Fig.1)に示した各機能ブロックの詳細説明を行う。
- データラッチ部
このモジュールは7つのタッチセンサ、1つのパワーオン信号からの入力信号からなる8bitの信号を保持し、出力する。又これらの信号のいずれかに変化が生じた場合、新たにこれらの信号を保持する。
- インターフェース
Table 1 タッチセンサ、パワーオン信号処理モジュールのインターフェース
信号名
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信号の方向
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接続先
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機能
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B_SD[0..7] |
OUT |
ISAバス |
データバス |
CLK |
IN |
ISAバス |
CLK 8MHz duty 50% |
B_IOWM |
IN |
ISAバス |
I/Oライト・ストローブ |
B_RESET |
IN |
ISAバス |
システムリセット |
TP_ADD |
IN |
TIP_M |
TIPモジュールセレクタ信号 0 |
TS[1..7] |
IN |
入出力コネクタ |
タッチセンサ入力信号 |
PO |
IN |
入出力コネクタ |
パワーオン信号 |
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