沼津高専 電子制御工学科 | ||||||
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改訂記録 | ||||||
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版数 | 作成日 | 作成者 | 承認 | 改訂内容 | ||
A01 | 2001.6.1 | 野崎 | 横山・野崎・増田 | 初版 | ||
A02 | 2001.6.29 | 野崎 | 横山・野崎・増田 | 待機モードの削除・獲得モードの分割・指摘を受けた箇所の修正 | ||
A03 | 2002.2.15 | 横山 | 野崎 | メインモードを行動計画モードへ。角度・位置補正モード追加。コース選択モジュールをモードへ。 獲得モードの更なる分割。直進・回転モジュール追加。各機能モジュール・ヘッダファイルの内容をより詳しく。 |
本ドキュメントは、MIRS0002基本設計書(MIRS0002-DSGN-0003)に規定されたシステムの動作規定、 状態遷移を実現する各タスクの開発(コーディング、試験等)に必要な事項を述べる。
MIRS0002ソフトウェアは、RT-Linux 上で動作するプログラム群で構成される。
プログラムは、Linux の標準の API とともに、行動モードに対応したプログラム、一つの機能を複数の
プログラム群で提供する機能モジュール、および、RTタスク、ドライバと、補助関数と独自に定義した
ヘッダファイルから構成される。
本 MIRS では、行動モードに対応した次の6個のモードモジュールを用意する。
RT-Linuxは、Linuxの機能にリアルタイム処理をする機能を付け加えたものである。
RT-カーネルは、RT-タスクとLinuxカーネルを対象にしたスケジューリングを行う。
Linuxカーネル本体は最も低い優先度でスケジューリングされるもので、RT-タスクの優先度のほうが
Linuxカーネルよりも高い。
MIRSでは、通常動作の状態では最も優先度の低いユーザプログラム(行動制御プログラム)を実行し、
その中で決められた周期でRT-タスクを実行していく。これがリアルタイム処理である。
RT-タスク・ユーザプログラム間の情報交換は、FIFO(First In First Out)を生成して
それを用いて行われる。
1 | 35cm後退&右40cmコースをずらす |
2 | 35cm後退&右20cmコースをずらす |
3 | 35cm後退 |
4 | 35cm後退&左20cmコースをずらす |
5 | 35cm後退&左40cmコースをずらす |
1 | 35cm後退&右40cmコースをずらす |
2 | 35cm後退&右20cmコースをずらす |
3 | 35cm後退 |
4 | 35cm後退&左20cmコースをずらす |
5 | 35cm後退&左40cmコースをずらす |
MIRSMY2K 基本MIRSソフトウェア仕様書(MIRSMY2K-SOFT-0001)
MIRS0002 データリンク集(MIRS0002-MEMO-0002)
関連文書 |
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