沼津高専 電子制御工学科
MIRS0002 メカニクス システム試験報告書
MIRS0002-ASSY-1026
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 2001.10.31 岩本 野崎
初版

1. 目的

    製造したMIRS0002のハードウェア(メカニクス担当箇所)が正常に動作し、MIRS2000競技規定(MIRS00SF-CURR-0003)に準ずるかどうか調べる。

2.試験手順

    試験手順は、MIRS0002 メカニクス システム試験仕様書 (MIRS0002-ASSY-1025)を参照。

3. 試験結果および対策

    試験日:2001年10月31日
* 試験項目*
  1. 寸法測定
      測定した寸法を下表に示す。寸法は競技規定内に収まっていることがわかる。

      縦×横×高さ [mm]
      測定値(タッチセンサ開放時) 317×297×345
      設計値(タッチセンサ開放時) 320×300×345
      MIRS2000競技規定 320×320×(規定なし)

  2. 重量測定
     CPUボード等のエレクトロニクス部品が未搭載のため、未測定。
     ボード類を実装次第、測定する。

  3. バンパー部の動作チェック
    検査結果(問題点) 斜め前と後部のバンパーの動きが固かった。
    原因 斜め前と後部のバンパーは2枚の蝶番で取り付けているが、2つの蝶番が平行に付いていなかったのでバンパーがスムーズに動作しなかった。
    対策 ネジを少しゆるめて、スムーズに動作するようにした。

  4. 車輪の動作
    検査結果 MIRSを手で押して動かしてみたところスムーズに直進、旋回の動作ができた。MIRS本体を競技場においた時、車輪は浮かなかった。

 以上の試験および対策によって、ハードウェアが正常に動作することが確認された。
 電子部品を実装後、不具合が見つかり次第改善していく。

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