タッチセンサの動作
タッチセンサを働かせるためには、次のことを行わなければなりません。
- i)タッチセンサを取り付ける
- タッチセンサは3個まで取付け可能です。ただし、取付個数が3個未満の時にはジャンパをつなぐ作業を行ってください(「3.取付方法 2)センサ類をI/Oボード(VIPC310)に取り付ける」 を参照してください)。ジャンパは、タッチセンサを取り付ける代わりにタッチセンサのOFFの状態を強制的に作り出すものなので、タッチセンサを接続したのにジャンパをつないだり、タッチセンサを接続しないところのジャンパをつなげ忘れたりといった事のないように注意してください。
- ii)VMEラックのバックプレーンの設定をする
- 割込み信号をMPUボードにつなぐため、VMEラックのバックプレーンの設定を行う。詳細は、VMEbusのマニュアルを参照する事。
- iii)VMEBus InterruptMaskResister の設定をする
- 必要な割込みレベルにあわせてInterruptMaskResisterの設定をする。タッチセンサの割込みレベルはレベル4である。設定についての詳細は、 VSBC-1 USERS MANUAL を参照する事。
- iv)割込みVectorを設定する
- 割込みVectorは、タッチセンサにより割込みが発生した時に、割込みサイクルへ移動するために必要になります。割込みVectorは、割込みサイクルに移るためのアドレスの下位8ビットになります。
割込みVectorの設定は、ロータリ・エンコーダ・ボードにあるディップスイッチで行います。ディップスイッチのSW8がアドレスA0,SW7がアドレスA1,以下SW6、SW5、SW4、SW3、SW2、SW1がそれぞれA2,A3,A4,A5,A6,A7の設定となります。また、スイッチON(=make)で論理”0”、スイッチOFF(=break)で論理”1”となります。
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