by 大原 (1997/11/10)
1. 戦略と特徴 a.自身の位置を常に把握しつつ、対戦相手を捕捉する。 b.対戦相手を追尾し、積極的に後方(勝敗判定装置のある面)へ回り込む。 c.対戦相手の発信赤外線をとらえたら、即、攻撃行動をとる。 d.無駄な衝突は出来る限り避ける。 e.進入禁止ゾーンに入らない(当然ではあるが)。 2. 検討事項 a.センサの配置と個数 i).超音波センサ;4角に設置し、mirs中心から放射状に向ける。 ※ この配置だと、その場回転90度以内で自分の位置および相手位置 を確認できる。 勝敗判定装置のある面には超音波センサの設置 が禁止されていること、および、後方の対戦相手の発見・防衛に 有益であることから4角の配置とした。 ii).赤外線センサ;4面4角の計8ヶ所に設置し、mirs中心から放射状に向ける。 ※ 対戦相手の赤外線を全方向から捕捉するため、最大限設置する。 iii).タッチセンサ;4面に設置 b.行動の優先順位 i).回避行動;対戦相手との衝突および侵入禁止ゾーンへの侵入に対する。 ii).攻撃行動;対戦相手の発信する赤外線信号を捕らえた場合。 iii).捕捉・追尾行動;超音波の反射波により相手を捕らえ、追尾・接近する。 −捕捉・追尾行動− 以下に示す一連の行動のことである。 1).その場回転を行い、相手を捕捉すると同時に自身の位置確認を行う。 2).相手を捕捉したら、その場回転で相手の位置に向け姿勢を修正。 3).相手との距離の半分まで移動する。 4).行動 1).〜3).を繰り返し、相手との距離が25cmになった時点で 1周の旋回(R=40〜60cm)を行う。 ※ 自己の位置確認とその次の位置確認の間は、 ロータリーエンコーダの出力から、自分の位置座標を求める。 (その他、超音波センサの同時受信信号の個数による、判断パターンを検討。) 3. センサ配置図 以下に、赤外線センサ(o)および超音波センサ(*)の取り付け位置を示す。 ↑forward *_____________* |o o o| | | |o o| 88888;勝敗判定装置 | | o ; 赤外線センサー |o_____o_____o| * ; 超音波センサー * 88888 *