システム提案書

1.センサー配置図


  ・上図の通り  

2.戦略と特徴
   ・相手を常に前方に捕らえ続け、後ろをなるべく見せない。
   ・相手に接近するときは、できる限り相手の動きを先読みし、先行追尾する。
   ・壁と適を区別するために自己位置の把握をする。
 
3.検討事項
   用意すべきモードとその際使用するセンサー

      索敵モード:超音波センサー
      追尾モード:超音波センサー
      攻撃モード:赤外線センサー
      回避モード:超音波センサー、タッチセンサー

   ・割り込みの優先順位

       1.超音波センサー、タッチセンサー反応時の回避(壁と敵から)
       2.赤外線センサー反応時の攻撃
       3.超音波センサーによる追尾
       4.超音波センサーによる索敵

   ・各モードの説明

      索敵モード
       ・超音波センサーによって、自己位置を把握し、壁と敵が区別できるようにする。
         また、進入禁止ゾーンに入ってないかを確認する。その後、左右180度以内の回
         転を行い、適の位置の探し出す。

    ・このモードを基本モードとする。 

      追尾モード
       ・適と思われる反応があったら、その方向へすばやく前を向かせ適方向へ移動する
         が、その際に前方2つの超音波センサーを使って、できる限り相手を捕らえ続け
         る。そしてその2つの超音波センサーで敵の現在の運動方向と速さを把握し、そ
         れに対し先読みした動きをして効率よく接近する。

       ・接近したら相手とやく10cmから20cmの距離を保つ

       ・運動方向と速さは、ある時間での相手の位置と、それからわずかな時間経過して
         からの相手の位置を把握することによって知る。

       ・追尾中に敵を見失ったら、索敵モードに移行する。

      攻撃モード
       ・敵の赤外線を捕らえることができたら、その方向に直進する。

       ・攻撃が失敗(敵を見失う)したら、索敵モードに移行する。

      回避モード
       ・タッチセンサーが反応したら即座にこのモードに移行するが、攻撃モード中
      ( 赤外線を捕らえている間)の前方のタッチセンサーの反応は回避モードに
         移行しない。

       ・具体的な回避行動は様々な場合に対応させるため、何通りかの回避行動パターン
     を用意する。

       ・回避行動を終了したら、索敵モードに移行する。