MIRS97 疑問あれこれ (Q&A)
Q. センサー部を本体と独立して回転できるようにしたとき、超音波
センサーが制限位置に来ることがありえるが、それは許されるか。
A. 今回の位置制限は、固定位置としてはいけない、という制限である。
ただし、センサー部が稼働式となっていても、そこに留まって固定
して取り付けてあるのと、同様な目的のために使われるのは、許さ
れない。
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Q. 足まわりと独立して、本体が回転してもよいか。
A. 特に禁止しない。ただし、本体は相当重いので、それなりの駆動系
が必要になり、実現可能かは疑問ではある。
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Q. 超音波センサーの周波数を変えて、相手と自分の超音波を区別する
ようなことをしてもよいか。
A. よい。(MIRS95 で行っている)
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Q. 相手 MIRS の勝敗判定装置を押すのに、本体から棒が飛び出す
ような仕掛けが許されるか。
A. 許されない。
「鳶道具」を許すと、「鬼ごっこするロボット競技」という様相
が大きく代わってしまうから。
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Q. 超音波センサーのすぐ先に、反射版の様なものを付けて、規定よ
り内側の物体(または壁)を見るような仕掛けが許されるか。
A. 許されない。今回の取り付け位置を制限した趣旨と矛盾するから。
Q. 勝敗判定装置の取り付け位置に関する制限はあるか。
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A. 競技規定の3−3で、
ロボットの後面に勝敗判定装置を取り付けること
とされている。
したがって、車輪軸に対して、平行な面に付ける必要が
ある。また、車体の中心線上に置かなければならない。
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Q. 赤外線センサーの取り付け位置に関する制限はあるか。
A. 制限はない。(ただし個数は細大8個)
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Q. 相手 MIRS の車体が、超音波センサーに対して、斜めに
向いているとき、超音波センサーは、反応するか。
A. 距離と角度によるが、これまでの経験げは、反応しない
場合が多い、ということが報告されている。
(ちゃんとしたデータは今のところない?)
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Q. MIRS のオリジナリティはどこで出せばよいのか。
概観はほとんど変えようがないような気がするが。
A. ハード的には、既存のものを使うのが基本であるので、
確かに、センサー類をどう取り付けるか以外は、概観は
ほとんど変わらない。(ハードの部分でのオリジナリティを
出す要素はほとんどないと考えてよい)
オリジナリティは、行動戦略をどうたてるか、またそれ
をどう実現するかの中にある。したがって、ソフトウェアの
設計が、各 MIRS の特徴を決める。
ハードの作り込みではなく(それはそれで当然必要だが)、
インテリジェントな部分(=ソフト)で個性を出し、勝負する
というのが、電子制御工学科 MIRS のポリシーである。
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Q. 規定走行会は実施するのか
A. 実施する。
具体的な項目についてはまだ決めていないが、
・相手無しの、各種走行試験。
・静止した相手に対する攻撃試験。
・決められた動きをする相手に対する攻撃試験。
などを考えている。
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Q. システム設計書のポイントは何か。
A. 戦略が実現可能かどうかは、まわりをどれだけ認識して行動す
るかに大きく関わって来る。まわりを認識する要素としては、
・自分の位置を認識する (壁との相対位置、絶対位置)
・相手の位置を認識する (相対位置、絶対位置)
・相手の動きを認識する
・相手の向きを認識する
がある。戦略が決まれば、この内のどれを実現あるいは重視
したものにするかが決まる。この実現性を無視した戦略は
意味がなく、システム設計書では、それに対する考察が十分
になされているかが、ポイントとなる。
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