MIRS97 規定走行会実施要項

11/20/1998


□第1回 規定走行会 11月 25日 (水)

  規定内容:単体機能を試験する。

  1. 走行機能: 直線部分(100cm)と半円部分(軌道の中心半径50cm) からなるトラック(幅36cm)を、直線部分の中間(50cm) から出発して2周して、出発ラインを越えて5cm以内の位置に 停止すること。

  2. 赤外線追尾機能: 標準の赤外線発生回路と LED で発生させた赤外線を、手で ゆっくり(1m/s以下)動かすしたとき、それを追尾すること。

  3. 障害物認識と距離測定機能:

    3.1
    競技場の任意の位置に壁に正対して、置かれた状態で、壁との 距離を測定し、その結果を 7segLED に距離でセンチメートル で表示すること。MIRS と壁の距離は、1.5 メートル以内とする。

    3.2
    競技場の任意の位置に四角柱に正対して、置かれた状態で、四角柱 との距離を測定し、その結果を 7segLED に距離でセンチメート ルで表示すること。ただし、MIRS と四角柱の距離は、1メートル 以内とする。

  4. 回避機能: 壁および四角柱に一度ぶつかった後、適切な回避行動を取ること。

□第2回 規定走行会 12月18日(金)

  規定内容: 複合機能試験 (その1)

  5.
競技場内のスタート位置におかれた MIRS が、競技場内の 任意の位置に置かれた四角柱に取り付けられた勝敗判定装置 を2分以内に押すこと。

なお、本試験は、MIRS の探索・追尾動作をあらかじめ説明 した上で行い、予定した動作を正しく実行しているかどうか も、評価の対象とする。


□第3回 規定走行会 1月29日(金)

  規定内容: 複合機能試験 (その2)

  6.
競技場内のスタート位置におかれた MIRS が、競技場内の 任意の位置に置かれた四角柱に取り付けられた勝敗判定装置 を出来るだけ早く押すこと。制限時間は2分とする。

なお、本試験は、MIRS の探索・追尾動作をあらかじめ説明 した上で行い、予定した動作を正しく実行しているかどうか も、評価の対象とする。


※備考:
 四角柱は、一辺25cm、高さ30cm、重さ5kg 以上とする。 3.1, 3.2 は同一プログラムを使って実行する。

※評価:
 MIRS97 スタッフが、1〜4の試験項目それぞれ5点満点。 5 と 6 をそれぞれ10点満点の、合計40点満点として 達成度を評価する。


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