MIRSの動作の基本のところはメカ・エレキである。いくらソフトはよくすることができても、後で変更の利かないこの分野をおろそかにしては勝つことは難しいと考える。そこで、ある程度メカに強い要求をしておく必要がある。できる限り以下の項目に満たすように努力する。
なお、項目2.の条件にもあるように、MIRSのハード的にできることは制限している。よって、決してソフトに手を抜く真似はしない。考えられる範囲で最強のアルゴリズムを考え、実現させることを目標とする。
- 速く → 素早い動きで動くことで、負けない且つ勝てるMIRSを作る。
- 軽く → 速くするためには必要条件である。不要な部品は極力使わない。切替え装置のようなものはなるべく避け、可能な範囲での最強を目指す。
- 強く → 重心を低くして敵との衝突に耐えられるマシンにする。
また、回路やプログラムのデバッグをしやすくするため、プログラムの場合はメインプログラムや独自の関数にはできる限り注釈をつけ、回路の場合も要所に注釈をつけ、また、論理回路であれば真理値表等のデータは確実に保存しておく。以下 '98/2/26追記:
メカ・エレキ設計の重点としてタッチセンサの信頼性を高めることを目標とする。メカの場合、ある程度の強度とスイッチが入りっぱなしになる現象を避けること、エレキの場合はスイッチ入力のチャタリング除去の部分をしっかりミスの無いように作り上げること等が要求される。
項目2.と相反するが、タッチセンサの信頼性が高まるならば多少重量が増しても構わないと考える。
メカ・工作関係に強い人材を特にタッチセンサの制作に割り当てる。
また、重量と付替え等の頻度を考えた基盤の置き方を想定して、マシンの設計をする。変更履歴:
1998/2/26 「小さく」の目標を削除