MPUボード
(1) 機能概要
- 割り込み
7つのレベルの割り込みが可能(信号IRQ1〜IRQ7を利用)
割り込みマスクレジスタの設定が可能
設定されている割り込みベクタ
- レベル7 Abortスイッチ
- 7 ACFAIL信号
- 6 RTC/TICK
- 5 DUSCC これはオートベクタではない
- 4 SYSFAIL信号
- 3 PI/T
- 2 SCSI
- ハードウェア監視機能
MAX691による。400ms(変更可)ごとに合図がないと、
異常が起きたとみなして、システムをリセットする。
- タイムアウト機能
異常が発生して、データ転送が7μs停止した場合、信号を発生する。
(2) 回路構成
図1 回路構成
(3) ボード仕様
( VSBC−1 Single Board (68HC000) Computer Module for the VMEbus )
- 製造元
- PEP Modular Computers
- CPU
- MC68HC000 /12.5MHz(16.7MHzに変更可)
- RAM
- 128〜1024kB(現在 512kB)
- ROM
- 64〜 512kB(現在 64kB)
- 必要な電源
- DC 5V(±5%),750mA(シリアルI/O非動作時)
- DC±12V − シリアルI/Oを使用する時に必要な場合がある。
- RSー232Cを使用する時は必要。
- 基板上の電源
- Li電池 800mAh
- サイズ
- 100 × 160(mm) (シングルハイト ユーロカード)
- フロントパネルの幅
- 4TE (20.3mm)
- フロントパネルの機能
- Haltランプ、RESETボタン、Abortボタン、15ピン サブDソケット ×2
- 時計機能(RTC)
- DP8573を搭載
- 12/24時間時計、曜日カウンタ、アラーム、タイマ割り込み
- クロック
- CPU ×1
- System ×1
- RTC ×1
- DUSCC ×1
(4) 注意事項
- MPUボードは静電気を水道の蛇口などで放電してから触るようにすること。また、使わないときは、静電気から守る袋に入れておくこと。
- 図1のようにCPU(68000)をのせる。
- 図1のようにジャンパーをセットする。(赤で記されている)
- 図1のようにROMをのせる。
- 詳しくは、VSBC-1のマニュアルを参照すること。
(5) ジャンパー設定について
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