Man Machine Interface


1.マンマシンインターフェイスボードの機能概要

2.(1) 回路構成

図1に回路構成を示す。図1より1から7のブロックの機能について説明する。

    @パルス点灯発生回路

     7Seg.−LEDをパルス点灯させるための回路である。表示に関しては、本来普通に表示を制御するには各LEDで4ビット合計16ビット必要である。しかし、ボードの制限もあるので、図1の回路構成にあるように68230のAポートの8ビットのうちPA0〜PA5までの6ビットをつかって表示するようにした。そこでラッチ機能を持つデコーダを使用することにし、6ビットのうち4ビットをLEDのデータように使い、残り2ビットを桁の選択用に使うようにした。
     ここで問題になったのは、LEDの消費電力で、1つあたり約20mAなので4つすべて点灯すると約0.56Aも流れることになる。そこで4つの位相の異なる方形波により、7Seg.−LEDをパルス点灯させることにより消費電力を約1/4にした。1つの桁が点灯して再び点灯する間隔が短いため、見た目にはすべての桁が点灯しているように見える。

    A桁選択回路
     この回路は、2進2ビットのデータ書き込む桁選択信号を各桁のデータラッチON/OFF回路へと振り分ける機能を持つ。

    BLED駆動回路
     この回路は、MPUから送られてくるそれぞれのLEDのON/OFF信号を反転させて、それぞれのLEDへ送る機能を持つ。

    C4ビットディップロータリスイッチ信号処理回路
     この回路は、4ビットディップロータリスイッチのスイッチングに対応した信号をMPUボードへ送る機能を持つ。

    D勝敗判定信号処理回路
     この回路は、勝敗判定装置からのON/OFF信号を電気的に絶縁し、レベルを判別してMPUボードに送る機能を持つ。

    EデータラッチON/OFF及びデータ処理回路
     データラッチON/OFF回路は、桁選択回路からの桁選択信号とHandshake2からの信号を用いてデータを書き込むデコーダのラッチ機能をOFFし、データが書き込まれた後ラッチ機能をONさせる。
     データ処理回路は、BCDコードで入力されたデータを7Seg.−LED用の信号7ビットに変換する。またデータをラッチする機能を持つ。

    Fチャタリング防止回路
     この回路は、押しボタンスイッチからの信号のチャタリングを防止し、MPUボードに送る機能を持つ。
(2) 外観図及び実装図

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(3) ブロック図

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