MPUボード


last up date 5/21




   1 回路構成



図1 VSBC-1ボードの設定


   2 ボード仕様

    ・ VSBC−1 Single Board (68HC000) Computer Module for the VMEbus

    ・ 製造元 : PEP Modular Computers

    ・ CPU : MC68HC000 /12.5MHz(16.7MHzに変更可)

    ・ RAM : 128〜1024kB(現在 512kB)

    ・ ROM : 64〜 512kB(現在  64kB)

    ・ 必要な電源 : DC  5V(±5%),750mA(シリアルI/O非動作時)
              DC±12V − シリアルI/Oを使用する時に必要な場合がある。
                       RSー232Cを使用する時は必要。

    ・ 基板上の電源 : Li電池 800mAh

    ・ サイズ : 100 × 160(mm) (シングルハイト ユーロカード)

    ・ フロントパネルの幅 : 4TE (20.3mm)

    ・ フロントパネルの機能 : Haltランプ、RESETボタン、Abortボタン、15ピン サブDソケット ×2

    ・ 時計機能(RTC) : DP8573を搭載、12/24時間時計、曜日カウンタ、アラーム、タイマ割り込み

    ・ クロック : CPU    ×1
             System ×1
             RTC    ×1
             DUSCC  ×1

   3 インターフェイス

    ・ ボード上のコネクタ : 50ピンSCSIコネクタ
                  40ピンPI/Tコネクタ

    ・ シリアルI/O : 2つのポートが使用可能 (68562DUSCCが提供)

      オプション・・・・・それぞれのシリアルポートに1つずつ必要

                RS−232C  50〜 76800ボー
                RS−422   50〜307200ボー
                RS−485   50〜500000ボー
                20mACループ 50〜  9600ボー
                光ファイバによる接続は最長1キロメートル(光ファイバコネクタを含む)

    ・ パラレルI/O : MC68230PI/T
                8ビット × 2ポート
                ハンドシェークピン × 4
                ハードウェア割り込み可能
                タイマ割り込みが可能
                光セントロニクスアダプアが使用可能

    ・ VMEバス関係 : インターフェイス・・・A24 D16/8,MASTER
                コネクタ・・・・・・・DIN41612C型
                           96ピン、P1コネクタ


       ※詳細は VSBC-1 Module Users Manual を参照のこと。

   4 機能概要

    ・ 割り込み : 7つのレベルの割り込みが可能(信号IRQ1〜IRQ7を利用)
             割り込みマスクレジスタの設定が可能。

        設定されている割り込みベクタ

          レベル7  Abortスイッチ

             7  ACFAIL信号
             6  RTC/TICK
             5  DUSCC    これはオートベクタではない
             4  SYSFAIL信号
             3  PI/T
             2  SCSI

    ・ ハードウェア監視機能 : MAX691による。400ms(変更可)ごとに合図がないと、
                   異常が起きたとみなして、システムをリセットする。

    ・ タイムアウト機能 : 異常が発生して、データ転送が7μs停止した場合、信号を発生する。


   5 注意事項

    ・ MPUボードは静電気を水道の蛇口などで放電してから触るようにすること。
      また、使わないときは、静電気から守る袋に入れておくこと。
    ・ 図1のようにCPU(68000)をのせる。

    ・ 図1のようにジャンパーをセットする。(赤で記されている)

    ・ 図1のようにROMをのせる。

    ・ 詳しくは、VSBC-1のマニュアルを参照すること。




      各ボードとセンサの詳細