勝敗判定装置
last up date 5/21
1 勝敗判定装置の機能概要
勝敗判定装置は、2つの機能を持つ。
1個目の機能・・・相手MIRSに押されたことを感知する機能。
2個目の機能・・・相手MIRSに自分がいる位置を教えるための機能。
※ 1個目の機能・・・マイクロスイッチにより実現する。
2個目の機能・・・赤外LEDを用いて実現する。また、赤外線LEDは38kHzのパルスで発光させる。
さらに、受光器の特性上、600μsの周期で変調する。
2 回路構成
図1に回路構成図を示す。
図1の回路構成図より@からBの機能について説明する。
@勝敗判定用スイッチ
この部分は、相手MIRSに押された事を感知するための装置である。回路としては、
ノーマルコネクトのスイッチの用い、押された事によってこのスイッチが切られた時にそのことが
Power Distributorボードに伝わるようになっている。
ALED発光回路
この部分は、通常のLEDを発光させるための回路である。赤外線は人の目には見えないので、
この機能をつけた。
B赤外LED発光回路
この部分は、赤外線LEDを発光するための回路である。今回使用した赤外線受光素子IS1U60は、
38kHzでパルス発光された赤外線しか受光しないものである。この事は、余分な赤外線を遮断する上で
大切な機能である。しかし、そのため、38kHzでパルス発光しなければならない。また、この受光素子は、
38kHzでパルス発光された赤外線でもずっと発光され続けているものはノイズとみなしてしまう。
そのため、さらにこの赤外線を600μsで変調する。これらの発振回路はタイマICのμPD5555を
用いている。また、赤外線LEDのドライバICとして、SN75453(デュアルぺリフェラルORゲートIC)
を用いた。
3 勝敗判定装置のインターフェイス
勝敗判定装置のインターフェイスをここに示す。
JD_CN 4ピンコネクタ 5046-04A(MOLEX)(電源ボードへ)
ピンNO. | ピン名称 | 方向 | 内容 |
1 | SW1 | 無し | 勝敗判定装置からの信号を送る |
2 | SW2 | 無し | 勝敗判定装置からの信号を送る |
3 | VCC | ボードへの入力 | 電力供給 |
4 | GND | 無し | 電力供給 |
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