I/Oボード (VIPC310)の説明
last up date 5/23
1 I/Oボード(VIPC310)の機能概要
・インプット/アウトプット、メモリ、割り込みの働きを持つ。ボード上でのバッテリーによ
バックアップが可能である。
・VIPC310は、3U(シングルハイト)の要素によってVMEbus Specification C.1(IEEEにより、P1014/D1.2
または、IEC821busとしても知られている。)と結合する。
・IPキャリアは、DMAボードや、68020処理装置を乗せると(6U(ダブルハイト)でも可)様々な機能を利
できる。
・IPキャリアは、他の標準的なIndustrybusでの利用もできる。
・VIPC310は、IP Logicの接合方法に従う。IPは互いに、VIPC310の前面を通って50ピンのフラットケーブル
によって接合される。
・二つのIPは、"A"及び"B"と名付けられている。
・インターフェイスの接合は、基準寸法で、ケーブルでつながれたシステムであれば、IPキャリア上
にディレクトリを添え付けられる。
・接合ケーブルは、VMEのシャーシから、VIPC310を動かさずに、差し込み、引き抜きができる。
・IPは、I/Oからの信号に依らずに、ON/OFFができる。
・どんなときでも、IPは、グリーンフロントパネルの指示器が点灯していれば、VMEbusから、アクセス
される。
・二つの表示器があり、一つづつ、相互のIPに用いられる。
・どのアクセスに対しても、活動の指示を明確にする為に、一つ又は複数の関係のあるLEDを点灯さ
せる(約三分の一秒間)。
・ボード上のリチウムバッテリは、こういった機能を利用するIPの為のバックアップ用として用いられる。
尚、バッテリは、VMEbus+5 又は、STDBYラインかを選択して使用できる。
・通常、バッテリの補佐作用は、スティックRAMと、日時計に使用される。
・IPのI/Oは、VMEbusA16/D16空間中に位置する。
・使用者と、管理者のアクセスは共に、読み取り、修正、書き込み(テスト/セット)の作業を受ける。
・相互のIP上にあるI/O空間は、IPの詳細書によって、16ビットのワードが64個と決められている。
・相互のIPが、64語を占有するPROMの搭載ができる。
・こうして、二つのIPのA及びBは、ShortI/O空間のVMEbusシステムの64[KB]中、512バイトを占有する。
・割り込みは、全面的に、指示を受ける。相互のIPは、二つに分割された割り込み要求により、動作
を行う。
・VIPC310は、VMEbusのIRQ1,3,4,6の支援をする。
・割込み要求を受けた相互のIPは、自身に8ビットのVECTORを供給しなければならない。
このVECTORは、VMEbusに受け取りを知らせるサイクルで、割込みバス間に供給される。
・VIPC310は、VMEbusBERRの操作を受けない。
・ソフトウェア上の、意味の無いアクセスは、動作していないCPUボード上の停止回路バスによって
停止される。
・パワーアップ、パワーダウン、バスリセット関数は、全面的にサポートされている。
・VIPC310は、5,12,-12[v]の電源をLC piフィルタを通して、相互のIPに供給する。これは、
精密なディジタル作用とともに、アナログの使用を可能にしている。
2 I/Oボードの仕様
名称 :VIPC310
メモリサイズ : 0、128、256、512[KB] 1、2、4[MB]
IPのメモリ配置 : A24/D16
搭載可能なIPの数 : シングルハイトサイズボードの場合 2枚
ダブルハイトサイズボードの場合 1枚
IPのI/O配置 : A16/D16
I/Oサイズ :512[Byte]
VMEbusへの割り込み :IRQ1,2,4,5が使用可能
I/Oの接続 : 2つの50ピンコネクタ 長さ100インチまでのフラットケーブル
前面の指示器 : 2つのGreen LED
ボードのバッテリ : 3.3[V]のリチウム電池 165[mA]ならば1時間流せる
電源要求事項 : +5[V] 460[mA] (標準)
+12[V] 0[mA]
−12[V] 0[mA]
追加電源はIPで消費
使用環境 : 温度0度〜70度 湿度5%〜95%(結露しない程度)
サイズ : 縦172[mm] 横128.5[mm](含フロントパネル)
厚さ13.6[mm] 重さ 0.14[Kg]
3 インターフェイス仕様
※詳細は VIPC310 User Manual を参照のこと。
4 I/Oボードの設定(ジャンパ設定)
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